国際サッカー連盟(FIFA)がポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス(25)のマンチェスター・ユナイテッド移籍に関して調査に乗り出したようだ。『ESPN』が伝えている。

B・フェルナンデスは今年1月30日、各種インセンティブを含む総額6700万ポンド(約88億2000万円)と言われる移籍金でスポルティング・リスボンからユナイテッドに加入。

2月度のプレミアリーグ月間最優秀選手に選出されるなど、早くも同僚や識者、サポーターの心を鷲掴みにしているが、今冬の移籍市場を巡って問題が発生しているようだ。

ただ、今回の問題の当事者は移籍元のスポルティングと、その前にB・フェルナンデスが在籍していたサンプドリア。そのため、選手本人と移籍先のユナイテッドは関係ないという。

FIFAのスポークスマンは『ESPN』の取材に対し、2020年4月3日にサンプドリアがB・フェルナンデスのユナイテッド移籍に際して、スポルティングとの契約において果たされる予定だった財務的義務が反故されたことを理由に、異議申し立てを行ったことを認めた。

『ESPN』が伝えるところによれば、2017年にB・フェルナンデスがサンプドリアから750万ポンド(約9億8000万円)の移籍金でスポルティングに移籍した際、両クラブの間では再販時に売却益の10パーセントをサンプドリアに支払う取り決めがあったという。

この契約にのとった場合、サンプドリアはユナイテッドが支払ったとされる4700万ポンド(約61億8000万円)と言われる移籍金の10パーセントにあたる470万ポンド(約6億1800万円)をスポルティングから受け取る権利がある。

さらに、B・フェルナンデスが前述のインセンティブを達成した場合、より多くの金額を受け取れる可能性もあるようだ。

なお、『ESPN』は関係者筋の情報としてスポルティングは、この一件に関していかなる不正も行っていないと潔白を主張しているという。