南米サッカー連盟(CONMEBOL)のアレハンドロ・ドミンゲス会長が、一時的に交代枠を5人に増やすという国際サッカー連盟(FIFA)の発表に対して不快感を示している。

FIFAは8日、国際サッカー評議会(IFAB)に対して提案していた一時的に1試合での交代人数を最大5人まで増やすことに合意したと発表。

今回の決定は世界中で蔓延した新型コロナウイルス(COVID-19)影響を考慮したものであり、タイトなスケジュールをこなす必要のある選手たちにかかる負担を軽減させるための緊急措置。

ルールの詳細は、交代枠の拡大は認めるものの、交代の回数はこれまで通り3回まで。ハーフタイムでの交代は可能とし、もしも2クラブ同時に交代を行う際は1回にカウントされることに。また、未使用のままカップ戦のような延長戦に突入した場合は人数が繰り越され、延長分も含めて最大6人までの交代が可能となる。

なお、このルールは今季限定の特別措置となっており、有効期限は2020年12月末まで。そして最終的に導入するかどうかについては、各国協会の判断に委ねられるという。

一時的とはいえ、大規模なルール改正となるため、FIFAは各連盟にあらかじめ根回ししていたかに思われたが、今回の合意発表はCONMEBOLにとって寝耳に水の話だったようだ。

ドミンゲス会長は自身の公式『ツイッター』でFIFAのリリースを引用すると共に、「我々は自分たちの連盟(CONMEBOL)に何の相談もなく決定された今回の措置に驚かされている」と、不快感を示した。

その一方で、「CONMEBOLは分析のため専門家パネルを招集し、その結果を今後の理事会に提示することになる。そして、南米のトーナメントで採用するか否かを決めることになる」と、導入の可否を検討する意向を明らかにしている。