ミッドウィーク開催となった第31節は上位3クラブがいずれも勝ち点3を積み上げ、大きな波乱はなし。残留争いではエイバル、セルタと残留圏内の2チームが勝利したことで、降格圏3クラブはより厳しい立ち位置となっている。

前節、FW久保建英を擁するマジェルカ相手にDFセルヒオ・ラモスの見事な直接FKによるゴールなどで、きっちり2-0と勝ち切った首位のレアル・マドリー(勝ち点68)。再開後4連勝と抜群の安定感を誇るジダン監督率いるチームは、5連勝を目指す今節で最下位のエスパニョール(勝ち点24)と対戦。

残留を争う相手とのアウェイゲームは決して簡単ではないが、リーグ最少失点の堅守に加え、今季20人以上がゴールを記録するなど、リーグ屈指の選手層を誇る首位チームが不覚をとる可能性は低そうだ。前節ではMFアザールのトップ下起用など、実験的な試みも見せており、シーズン最終盤のスパートに向け、フランス人指揮官の用兵にも注目したい。

そのレアル・マドリーを同勝ち点で追う2位のバルセロナ(勝ち点68)は今節、直近2連勝中の16位セルタ(勝ち点33)と対戦する。前節のアスレティック・ビルバオ戦ではリーグ屈指の堅守相手に苦戦を強いられたが、途中出場のMFラキティッチによる値千金のゴールによってウノセロで競り勝った。連戦の影響もあり、攻撃面での停滞感は否めないが、5戦連続クリーンシートと守備陣の安定感は抜群だ。

対するセルタは直近2勝1分けの3戦連続無敗に加え、その間にクリーンシートを継続する難敵だ。また、DFムリージョ、MFラフィーニャ、MFデニス・スアレスに加え、先日にFWノリートもセビージャから加入しており、古巣対戦の4選手のパフォーマンスにも注目が集まる。なお、今月24日に33歳のバースデーを迎えたメッシは通算700得点に王手をかけており、メモリアルゴールにも期待したいところだ。

前節、レバンテ相手にオウンゴールで奪ったゴールを守り抜き3連勝を飾った3位のアトレティコ・マドリー(勝ち点55)は、3位死守に向けて14位のアラベス(勝ち点35)と対戦する。直近連敗中で無得点の下位相手の一戦に向けては前節同様に早い時間帯の先制点が重要となる。また、直近2試合で奪えていない追加点も奪いたいところだ。

久保とMF乾貴士が在籍する18位のマジョルカ(勝ち点26)と、17位のエイバル(勝ち点32)は、それぞれ10位のアスレティック、9位のグラナダと中位のチームとの対戦となる。前節、保有元のレアル・マドりー相手に個人としては圧巻のパフォーマンスを披露し、国内外からの熱視線を浴びる久保は、古巣バルセロナも苦戦したアスレティックの堅守攻略を目指す。一方、バレンシア戦でチームが再開後初白星を手にしたものの、出場機会なしに終わった乾は2戦ぶりのスタメン復帰を期待したい。

その他ではビジャレアルvsバレンシアのバレンシア自治州ダービー、ヘタフェvsレアル・ソシエダの上位対決の行方も注目したい。

《ラ・リーガ第32節》
6/26(金)
《29:00》
セビージャ vs バジャドリー

6/27(土)
《21:00》
アスレティック・ビルバオ vs マジョルカ
《24:00》
セルタ vs バルセロナ
《26:30》
オサスナ vs レガネス
《29:00》
アトレティコ・マドリー vs アラベス

6/28(日)
《21:00》
レバンテ vs ベティス
《24:00》
ビジャレアル vs バレンシア
《26:30》
グラナダ vs エイバル
《29:00》
エスパニョール vs レアル・マドリー

6/29(月)
《29:00》
ヘタフェ vs レアル・ソシエダ