アトレティコ・マドリーは27日、ラ・リーガ第32節でアラベスと対戦し、2-1で勝利した。

再開後は3勝1分け無敗と好調のアトレティコ。この間にセビージャを躱して3位に浮上しており、今節はそのセビージャがバジャドリーと引き分けたため、勝ち点差を広げる絶好のチャンスとなっている。

この日の2トップは前節から変わってモラタとフェリックス。まずは8分、敵陣中央でFKを獲得したアトレティコは、ボールの前に選手を2人置いて出所をわかりにくくする奇抜な作戦を実行。この結果、ロージの上げたクロスにモラタがフリーで合わせることに成功したが、シュートは枠を捉えられなかった。

先制パンチは空振りに終わったアトレティコだが、11分に敵陣の深い位置からゴール前にスローインを送ると、モラタが頭で逸らしたボールをフェリックスがバイシクルシュート。惜しかったがこちらも枠に飛ばすことが出来なかった。

序盤の流れはアトレティコが持っていきつつある中、アラベスは18分、敵陣右サイドでボールを奪ってカウンターを発動。アギーレガビリアのグラウンダーのクロスをA・ビダルが合わせたが、シュートはGKの正面だった。

アトレティコはポジションを入れ替えるなどテコ入れを図りながら試合を進めるが、39分のFKからヒメネスが合わせたヘディングシュートも決まらず、試合はゴールレスで前半を終える。

アラベスの徹底した守りに後半も苦戦するアトレティコ。53分に得点のチャンスが訪れるが、フェリックスのシュートはブロックに当たって枠の外へ。

打開を試みようと57分にコレアとモラタを下げて、M・ジョレンテとジエゴ・コスタを投入。するとその2分後、敵陣右サイドでFKを得ると、トリッピアーのクロスをサウールが頭で合わせて先制。ようやく試合が動いた。

この失点からアラベスも攻撃に人員を割くようになると、一方でアトレティコには攻撃のチャンスが訪れる。右サイドを猛烈なスピードで突破したM・ジョレンテ。そのままボックスに侵入すると、ドゥアルテのスライディングタックルを見舞われ転倒。アトレティコにPKが与えられた。そして、このPKをジエゴ・コスタがきっちり決めて、リードを2点に広げた。

これで勝利を手繰り寄せたアトレティコだが、75分に相手のカウンターを止めたサビッチにイエローカード。これで累積5枚となり、次節のバルセロナ戦は出場できなくなってしまった。

このまま終わるかに思われた後半アディショナルタイム、アラベスも意地を見せる。ボックス手前でFKを獲得すると、途中出場のホセルが壁の下を狙ったシュートを放つ。これにコケが反応したが、スライディングでブロックした際に手に当たったとしてPKを献上してしまう。

このプレーでコケにイエローカードが提示され、サビッチ同様に累積5枚でバルセロナ戦が出場停止に。

試合はこのPKでアトレティコが1点返されたものの2-1で勝利。セビージャとの勝ち点差を「4」に広げた。30日にバルセロナとのビッグマッチを迎える。