アーセナルは1日、サンテチェンヌへレンタル中のU-20フランス代表DFウィリアム・サリバ(19)に関して、レンタル期間を延長しないことを発表した。

しかしながら、サンテチェンヌは今シーズンのクープ・ドゥ・フランスで決勝に進出している状況。7月24日に行われるパリ・サンジェルマン(PSG)との決勝への出場の道を探したものの、合意に至らなかったようだ。

サリバは、サンテチェンヌの下部組織で育ち、2018年7月にファーストチームへ昇格。2019年7月にアーセナルへと完全移籍を果たすと、今シーズンはレンタル移籍でサンテチェンヌに残留していた。

2019-20シーズンはリーグ・アンで12試合に出場。クープ・ドゥ・フランスで3試合、ヨーロッパリーグで2試合に出場していた。

アーセナルは声明でサンテチェンヌとのやり取りを明かし、レンタル延長の可能性を探ったものの、合意しなかったとした。

「サンテチェンヌとの話し合いを通じ、我々の目的はレンタルの条件を守りながら、ウィリアム・サリバの福祉とアーセナルの利益を守ることだった」

「レンタル期間は6月30日に終了する。契約上の義務はないが、7月24日のカップ決勝でウィリアムがプレーする方法を見出そうとしていた」

「ウィリアムがケガから復帰した時、我々はサンテチェンヌが我々と密接に協力し、ウィリアムと明確なトレーニング計画に従い、彼が次のシーズンのスタートに完全にフィットすることを求めた」

「驚いたことに、我々はメディカルスタッフによって提案されたこの計画に合意することができず、アーセナルの選手の福祉を危険に晒す準備ができていなかった」

「我々の主な関心ごとでは無かったが、トレーニング計画が受け入れられなかったため、レンタルを延長しても経済的に不利になることはないと予想していた。しかし、これはサンテチェンヌに受け入れられなかった」

「我々はウィリアムが失望していることを知っているが、彼は我々が彼とアーセナルの長期的な利益を守るために取り組んでいることを理解している」

PSGという強力な相手との決勝を控えるサンテチェンヌだが、CBの一角を失ったことは大きな痛手と言えるだろう。