ブレーメンを率いるフロリアン・コーフェルト監督が、1部残留を懸けたハイデンハイムとの入れ替え戦初戦に向けて意気込みを語っている。ドイツ『キッカー』が伝えている。

今シーズン、多くの負傷者の影響などもあり、序盤から低空飛行が続いたブレーメンだが、新型コロナウイルス(COVID-19)による中断期間を経て臨んだ終盤戦では、10試合で中断前の24試合と同じ4勝を挙げる見事な巻き返しをみせ、最終節で17位のデュッセルドルフを勝ち点1差でかわし、16位での入れ替え戦行きを勝ち取った。

その最終節のケルン戦では日本代表FW大迫勇也のドッペルパックを含め、今季最多の6ゴールを挙げており、チーム状態は良好だ。

対するハイデンハイムは今シーズンのブンデスリーガ2部を3位で終えたものの、最終節で優勝チームのビーレフェルトに0-3で大敗しており、やや勢いを失った状態で入れ替え戦初戦を迎えている。

また、両者は昨年10月末に行われたDFBポカール2回戦で対戦しており、その試合ではブレーメンが4-1の圧勝を飾っている。

そういった諸々の事情を鑑みて戦前ではブレーメン優位の声が挙がっているが、2日にホームで初戦を戦うコーフェルト監督は、ハイデンハイムを軽視すべきではないと強い警戒感を抱いている。

「我々のチームの中にハイデンハイムを過小評価している人間は一人もいない。そして、我々は完全に緊張感と集中力を保っている。我々はまだ壁に背を向けている状況にいるのだからね」

「今シーズンは1年を通じて厳しい戦いを強いられ、どん底も味わった。正しい形で批判を浴びることも多かった。したがって、ここから2試合を戦えることをギフトを受け取ったと考えている。どうにか素晴らしい形で締めくくりたいと思っている…」

さらに、前回対戦での大勝という結果は、今回の一戦にアドバンテージを与えることはないと考えている。

「それはかなり前のことだ。そこに再現性はないと思っている。ハイデンハイムは我々を傷つける可能性を持った武器を持つ、非常に挑戦的なチームだ」

また、37歳の青年監督は今回のような残留・昇格を懸けた痺れる戦いを歓迎しているが、自身の指揮官としての経験の少なさを自覚しており、かつて入れ替え戦を経験したことがある同僚に意見を求める周到さも持ち合わせている。

「基本的にオール・オア・ナッシングの状況は好きだ。それに自分たちが優位と捉えられていることも嫌いではないよ。それはつまり、自分たちが相手よりも多くのものを持っているという意味でもあるからだ」

「ただ、私はこういった特別な試合を経験したことがない若造だ。だからこそ、傲慢な気持ちでいてはダメなんだ。だから、この試合に向けて準備をしてきた」

「(入れ替え戦を経験した同僚に対して)戦術的な質問はしていないが、メンタリティやインテンシティ、プレッシャーへの対処法なんかを聞いたよ」