サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、サンプドリアの元イタリア代表FWマノロ・ガッビアディーニが決めたフリーキックだ。


2020年7月5日に行われたセリエA第30節のSPAL戦。当時リーグ16位だったサンプドリアは残留を争うSPALをホームに迎える。

日本代表DF吉田麻也も4バックの右センターバックで先発すると、サンプドリアは12分に先制に成功する。

その後は守勢に回ったサンプドリアだったが、吉田を中心にはね返すと、45分、セインツ時代からの同僚ガッビアディーニが貴重な追加点を奪う。

ゴール正面やや右、約25mの位置からのFKで直接狙うと、低い弾道のシュートは鋭く変化しながらゴール左下の隅へ。相手GKに触れられながらも、スピードもあったボールはそのままゴールへと吸い込まれた。

さらに前半の追加タイム3分にも3点目を奪取したサンプドリアはそのまま3-0で勝利。残留を争う相手との連戦を連勝し、残留を大きく近づけた。