明治安田生命J1リーグ第17節の浦和レッズvs川崎フロンターレが20日に埼玉スタジアム2002で行われ、0-3で川崎Fが勝利した。

前節の北海道コンサドーレ札幌戦を4-3で競り勝った暫定8位の浦和。その試合から岩武、青木、武藤、興梠に代えて山中、柏木、柴戸、レオナルドを起用し、ホームの地で首位撃破に挑んだ。

対するは王座奪還に独走態勢を築き上げている川崎F。前節のサンフレッチェ広島戦では5-1とここ数試合同様に破壊力を見せてきた。今節は山村、車屋、田中、旗手、レアンドロ・ダミアンに代えて谷口、登里、大島、家長、小林を起用し、5連勝を目指した。

日本代表を指揮する森保一監督が視察する中で始まった一戦は、立ち上がりからショートカウンターで互いにチャンスが訪れる。3分、フィールド中央でボール奪取した守田からの縦パスを小林が狙うも、これは精度を欠いてしまう。4分には浦和がチャンス。右サイドから杉本を経由して左サイド深くへ展開すると、これに駆け上がった山中がクロスを入れるが、ディフェンスに阻まれてしまった。

時間が進むにつれて川崎Fがボール支配率を高める。ブロックを敷く浦和にスペースを与えてもらえず、なかなか攻撃の形を作れていなかったが、37分に打開する。

脇坂のパスをボックス右で受けた家長はボックス中央へ鮮やかなループパス。これを山根が鮮烈ボレーでネットへ突き刺した。先制に成功した川崎Fだが、45分にアクシデント。大島が負傷交代となり、前半のうちにスクランブルで田中がピッチに立つこととなった。

それでも、選手層の厚い川崎Fは勢いが衰えない。50分、クロスのこぼれ球をボックス左で収めた齋藤からインスイングのクロスが入る。これに反応した小林が頭で合わせて3試合連続ゴールでリードを2点差とする。

2点ビハインドの浦和はこの状況で動く。53分にマルティノスと興梠、72分に長澤と武藤を投入し攻撃を活性化。マルティノスが右サイドに入ってタメを作れるようになると、78分にそのマルティノスがボックス左で交わしてシュートもGKチョン・ソンリョンに阻まれる。

集中を切らさない川崎Fは試合終了間際にダメ押し。守田のロングフィードを右サイド受けた家長がファーへ浮き球を送る。これに宮代がダイレクトシュートを放つとゴール前にこぼれ、最後にレアンドロ・ダミアンが押し込み、こちらも小林に続き3試合連続ゴールをマーク。結局、アウェイの川崎Fが完璧な試合運びを披露して3-0で勝利を飾り、連勝を「5」に伸ばした。

浦和レッズ 0-3 川崎フロンターレ
【川崎F】
山根視来(前37)
小林悠(後5)
レアンドロ・ダミアン(後45+2)