ビジャレアルは9月30日に行われたラ・リーガ第4節でアラベスと対戦し、3-1で勝利した。なお、MF久保建英は75分からプレーした。

前節、バルセロナ相手に0-4で大敗し、今季初黒星を喫したビジャレアル。2戦ぶりの勝利を目指すホームゲームでは、先発2選手を変更。負傷離脱のコクランに代えてトリゲロス、チュクウェゼに代えてイボーラを起用。そのイボーラをアンカーに置き、ジェラール・モレノが右ウイングにポジションを移した。中3日の過密日程を受け、初先発が期待された久保は引き続きベンチスタートとなった。

立ち上がりからボールを保持して相手を押し込むビジャレアルは、右サイドのガスパールの攻撃参加を生かした攻めでペースを握る。すると、13分にはパレホからパスを受けたガスパールが右サイド深くからグラウンダーの高速クロスを供給。これをニアに走り込んだアルカセルが右足でわずかにコースを変える技ありのフィニッシュでファーポストへ流し込んだ。

今季初めて先制に成功したホームチームは、その後も危なげない試合運びを見せていく。だが、徐々に決定機まで持ち込めなくなると、痛恨のミスで追いつかれる。36分、ハーフウェイライン付近の左サイドでデイベルソンが長いボールを前線に送ると、ボックス外に飛び出して頭でのクリアを試みたGKアセンホが完全に目測を誤って頭を越されると、これをエドガル・メンデスが無人のゴールへ流し込んだ。

守護神のイージーミスでアウェイチームに勢いを与えてしまったビジャレアルだが、前半終了間際にはボックス内でガスパールがDFルジューヌと交錯した際、VARのレビューでPKが与えられる。これをジェラール・モレノがきっちり決めて再びリードを奪って試合を折り返した。

後半は立ち上がりにボックス左のエストゥピニャンが惜しいシュートを放つなど、落ち着いた入りを見せるビジャレアル。その後も前がかりな相手を幾度か崩し、アルカセルやモイ・ゴメスが3点目に迫っていく。

その後、ビハインドを追うアラベスがグイデッティとリオハを同時投入して勝負に出た中、ビジャレアルが3点目を奪い切る。67分、モイ・ゴメスのフィードに完璧なタイミングで抜け出したジェラール・モレノの右足のループシュートは左ポストを叩くも、こぼれ球に詰めたアルカセルがきっちり押し込んでドブレーテを記録した。

これで余裕が出てきたビジャレアルは75分にトリゲロスを下げて久保を左ウイングの位置に投入。さらに、相手のハードタックルを受けて足を痛めたエストゥピニャンに代えてハウメ・コスタをピッチに送り込み、逃げ切り態勢に入る。

ただ、この交代で攻守のバランスが崩れたか、続けてアラベスに決定機を許すと、エメリ監督は試合終盤に[5-4-1]の守備的な布陣に変更。この流れの中で久保には直近3試合と異なり、なかなか見せ場は訪れず。ラストプレーではボックス左で左足を振るが、ニアを狙ったシュートはGKのセーブに阻まれた。

それでも、2点差を保ったまま試合を終えたビジャレアルが、バルセロナ戦の大敗を払拭する2試合ぶりの白星を手にした。