サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。

今回は元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏がインテルで記録したアシストだ。


若くしてレアル・マドリーの下部組織に入団したエトー氏は、マジョルカで頭角を現すと、2004年夏に加入したバルセロナで大ブレイク。2009年夏に加入したインテルでもエースとして活躍し、多くのタイトルを勝ち取った。

生粋のストライカーとして得点を量産してきたエトー氏だが、2010年11月10日に行われた、セリエA第11節のレッチェ戦では、見事なアシストを記録している。

0-0と拮抗した展開が続く中で迎えた76分、左サイド裏のスペースでエトーがロングパスを受ける。ボックス左まで侵入したエトーはドリブルで仕掛けていくも、DF2人に囲まれてしまう。

しかし、細かいターンでDFを左右に振ると、一瞬スペースを作り、その間から鋭いパス。これにFWディエゴ・ミリートが走り込んでシュートを決め、見事な先制点を奪った。

このゴールでリードを奪ったインテルだったが、直後に追いつかれ、1-1のドローに終わっている。