プレミアリーグ第27節、シェフィールド・ユナイテッドvsサウサンプトンが6日にブラモール・レーンで行われ、アウェイのセインツが0-2で勝利した。なお、サウサンプトンのFW南野拓実は88分までプレーした。
 
現在、14位のサウサンプトン(勝ち点30)は前節、エバートンに競り負けて直近8敗1分けの9戦未勝利という泥沼の状況が続く。最下位のブレイズ(勝ち点14)のホームに乗り込む10戦ぶりの勝利を目指した一戦では、エバートン戦を負傷で欠場した南野が左サイドハーフで先発に復帰した。
 
立ち上がりから主導権争いが続く中、セインツにいきなりアクシデントが発生する。10分過ぎに足を痛めたイングスがピッチに座り込むと、メディカルスタッフからプレー続行不可能との診断が下され、チェ・アダムスをスクランブル投入することになった。
 
エースの負傷交代によって暗雲漂うアウェイチームはライン間でボールをうまく引き出す南野を起点に攻撃を展開するが、中央を締める相手の守備をなかなか崩し切れない。24分にはロングボールで相手のバランスを崩し、GKがポジションを外したところをテラがミドルシュートで狙うが、これは枠を捉え切れない。さらに、30分にはセットプレーの二次攻撃からボックス手前の南野が左足を振っていくが、このシュートは大きく精度を欠いた。
 
それでも、セインツは直後の31分にディアロのクリアボールに反応したテラが快足を飛ばしてボックス内へ抜け出すと、遅れての対応となったDFアンパドゥに後方から足をかけられてPKを獲得。これをキッカーのウォード=プラウズがきっちり枠の左隅に決め、この試合最初の枠内シュートを先制点に結びつけた。
 
その後はマクゴールドリックのパワフルなプレーに苦戦を強いられたものの、最終ラインを中心に粘り強く守ったセインツが1点リードで試合を折り返した。
 
迎えた後半、ブレイズが中盤のノーウッドを削ってターゲットマンのマクバーニーを投入する攻撃的な采配を見せるが、後半もセインツが先にゴールをこじ開ける。
 
49分、セインツが波状攻撃からランドストラムのクリアをバートランドがボックス手前で引っかけると、このボールをボックス内のアームストロングが胸でマイナスに落とす。すると、アダムスの豪快な右足のシュートがゴール左上隅に突き刺さった。
 
2点リードで余裕を持った試合運びが可能となったセインツは前がかる相手の攻撃をしっかりと受け止めながら、カウンターで3点目を目指す。66分にはテラのミドルシュートでGKラムズデールのファインセーブを強いると、70分には南野に絶好機。ボックス左に抜け出したバートランドからのグラウンダーの折り返しを左足で合わせた南野だったが、このシュートはわずかに枠の左に外れた。
 
その後も幾度か3点目に迫る場面を創出しつつ、危なげなく時計を進めるセインツは88分、攻守に奮闘が光った南野がお役御免となり、ジェネポとの交代でベンチへ下がった。
 
そして、このままクリーンシートで試合を締めくくったセインツが2-0の快勝で待望のリーグ10戦ぶりの白星を手にした。