東京ディズニーランドで甲府市の小学校の教員が女性に下半身を押し付けたとして逮捕されました。
教員は修学旅行の引率中だったということです。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは甲府市立玉諸小学校の特別支援学級の教員 末木護容疑者(53)です。
末木容疑者は、16日午後1時半ごろ、千葉県の東京ディズニーランドの園内で20代の女性に露出した自分の下半身を押し付けた疑いがもたれています。
警察によりますと女性は被害に遭った直後、逃げようとした末木容疑者の服をつかんで取り押さえ、東京ディズニーランドの職員に通報したということです。
2人に面識はなかったとみられています。
末木容疑者は修学旅行の引率で来園し、調べに対し「押し当てることはしていない」と容疑を否認しています。
女性と面識はなかったということで、警察は事件のいきさつや余罪も視野に捜査しています。
逮捕を受けて甲府市の教育委員会は17日、臨時の記者会見を行い謝罪しました。
教育委員会によりますと、東京ディズニーランドで児童たちはグループごとに行動し、末木容疑者は1人で園内を歩きながら子どもたちを確認する役割だったとみられるということです。
市の教育委員会は今月20日に臨時の校長会を開き、服務規律の徹底などを求める他、学校にスクールカウンセラーを配置し児童の心のケアに努めるとしています。
