国民が重大な刑事事件の裁判に参加する裁判員制度の課題を探るため、裁判員の経験者らを交えた意見交換会が1月15日、山梨県の甲府地裁で開かれました。
意見交換会には、甲府地裁で行われた強盗殺人事件や強盗傷害事件の裁判に裁判員として参加した男女8人のほか、検察官と弁護士、それに裁判官が参加しました。
この中で裁判員の経験者は「最初は人を裁くことへの不安を感じていたものの裁判が終わると全員が良い経験になった」と感想を話しました。
一方で、検察官と弁護士から次々と情報が出されるため自分で要点をまとめる時間が少なかったという声や、審理の日程は1週間が限界などと仕事への負担軽減を求める意見も寄せられました。
裁判員制度は今年で導入から11年となりますが、山梨県内で裁判員を辞退した人の割合は72.3パーセントにのぼっています。
このため甲府地裁はこの日寄せられた意見も踏まえ山梨県民がより参加しやすい裁判員制度を作っていきたいとしています。