冬季はスキー場として毎年多くの人でにぎわう湯沢高原(新潟県南魚沼郡湯沢町)。夏の期間は「湯沢高原パノラマパーク アルプの里」として、さまざまな高山植物が織りなす絶景や、サマーボブスレーやジップラインアドベンチャーなどのアトラクションが楽しめる。

展望レストランや、雄大な山脈を見下ろすテラス「雲の上のカフェ」、天然温泉などもあり、1日中過ごしても飽きない湯沢高原パノラマパーク アルプの里の楽しみ方を一挙紹介!

※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください。

■【見どころ1】ロープウェイで向かう天空の別世界!秋には紅葉も
湯沢高原パノラマパーク アルプの里へは、越後湯沢の町中を発着するロープウェイで向かう。乗車定員166名、バス2台分の広さを誇る世界最大級のロープウェイが、ふもとから山頂までを片道約7分で結んでいる。その高低差はなんと約500メートルで、ロープウェイの中から大パノラマで眺める雄大な山々はまさに絶景!秋には紅葉で赤く染まる木々を見下ろしながら紅葉狩りも楽しめる。

■【見どころ2】1000メートルの高山植物園へ!自家製ジェラートも必食
湯沢高原パノラマパーク アルプの里ならではの魅力のひとつが、高山植物園「アルプの里」。日本最大級の広さを誇るロックガーデンでは、2500メートル級の高山でしか見ることのできない高山植物が、季節ごとに移り変わりながら200種類以上、咲き誇る。大ユリ園では、8月には約5万株のユリが作り出す絶景を一望できる。

また、アルプの里内にはほかにも湿性花園「あやめヶ池」があり、水辺のボードウォークを歩きながら静かな散策が楽しめる。子供連れなら、木製遊具を備えたゴロネの原で思いきり体を動かして遊ぶのもおすすめ。

散策の合間の休憩には、ロックガーデン側にあるジェラートショップ「ガレバハウス」へ。手作りの冷たい絶品ジェラート(シングル・税込400円、ダブル・税込650円)やホットコーヒー、ソフトドリンクでひと息つこう。

■【見どころ3】高原のさわやかな空気の中、さまざまなアトラクションを楽しもう
湯沢高原パノラマパーク アルプの里には、森林の中を滑り下りるジップラインアドベンチャーや、706メートルの長いコースを駆け抜けるサマーボブスレー706、高原の中を走るゴーカートなど、友達や親子で一緒に楽しめるアトラクションが多い。

小さな子供には、アルプの里内にあるゴロネの原アスレチックや、山頂パノラマステーション前にあるツリーキャッスルがおすすめ。夏休み期間は、特設のウォータースライダーも楽しめる(※水着やタオルの持参が必要)。

■【グルメ】ここでしか食べられない!人気No.1の雪だるまクレープ
園内で飲食できる施設は4カ所。展望台付近のレストラン「エーデルワイス」、ロープウェイ山頂駅側のレストラン「アルピナ」、山頂駅舎内の「雲の上のカフェ」、アルプの里内の「ガレバハウス」だ。

中でもスイーツ好きには見逃せないのが、雲の上のカフェのクレープ。魚沼産米粉を使用したバリエーション豊かなクレープがラインナップされている。人気No.1の「雪だるまクレープ」(税込980円)は、雪だるまの形のバニラアイスに、ストロベリーやブルーベリーなど4種類のベリーをのせた皿で食べるスペシャルメニュー。山麓駅側のカフェでは提供されていない、ここだけのメニューなので、迷った際はこれがイチ押しだ。パラソルをさしたテラス席で、景色を眺めながら食べるクレープは格別!

営業時間は9時から16時で、フードメニューは10時から15時、ドリンクは9時30分から15時30分までの提供となる。火曜日と木曜日は休業日なので、クレープ目当ての人はご注意を。

このほか、エーデルワイスでは、越後のもち豚やコシヒカリを使ったカレーをはじめ、新潟の特産品を使用したメニューが味わえる。アルプスの山小屋風の外観が特徴のアルピナでは、目の前で焼き上げられるピザやパスタ料理を楽しめる。

■【お土産】新潟名物がズラリ!お土産は山麓駅で
お土産を買うなら、ロープウェイ駅のふもと側にある「湯沢マルシェ」で選ぼう。新潟自慢の米菓や、地酒を使ったスイーツをはじめ、越後のもち豚や村上の鮭など、ご当地自慢の食材もズラリ。カフェも併設していて、ここでは雲の上のカフェと同じく、新潟名物笹だんごがまるごと一個入った「笹団子クレープ」(税込680円)のほか、マンゴーやバナナ、ブルーベリーを使ったクレープが楽しめる。

営業時間は、ショップエリアが8時40分から17時、カフェが10時から15時30分まで(食事のラストオーダーは15時)。なお、カフェのみ月、水、金曜日は休みとなる。閉園間際まで園内にいるとお土産を買いそびれることがあるので、帰りの時刻には気をつけよう。

■【攻略法】カップル・親子向けのモデルコースを紹介
はじめて湯沢高原パノラマパーク アルプの里に足を運ぶ人のために、同園で広報を担当する栗林さんに聞いたおすすめコースを紹介!

「夫婦やカップルでお越しの方は、午前中にボブスレーやゴーカートを楽しんでいただき、昼食はおしゃれな雰囲気のアルピナでピザやパスタを。午後はジップラインアドベンチャーに挑戦して、雲の上の足湯に浸かってひと休み。雲の上のカフェのテラス席でデザートを召し上がっていただくのがおすすめです」(栗林さん)

また、ファミリー向けのコースについては、「午前中にジップラインで遊んでいただき、お昼はジップライン受付近くの展望レストラン・エーデルワイスへ。越後もち豚カツカレーや、もち豚ロースかつ定食がイチ押しです。午後は、スタンプラリーで園内を巡りながらボブスレーやゴーカートにも寄り、アルプの里にあるガレバハウスのジェラートで締めるのはいかがでしょう」と話してくれた。

■【おすすめ】「アルプの里」へはバス&リフトでラクラク!園内設備はぜひ活用を
園内を楽しむ平均的な所要時間は約2〜3時間ほど。山頂のロープウェイ駅を降りると、展望台に向かう上り坂と、コキア畑やゴーカート、アルプの里へ徒歩で向かうルートに分かれている。広々とした園内だけに、お手軽に利用できる移動手段はぜひ活用したい。

パノラマステーション(ロープウェイ山頂駅)と、展望台付近のレストラン「エーデルワイス」の間の眺望の坂道は無料のシャトルバスが運行。パノラマステーションを毎時10分、30分、50分に発車し、約2分でレストラン前に到着する。また、展望台とゴールの高山植物園入口との間は、無料で使える2人掛けのやまびこリフトが結んでいる。乗車時間は約7〜8分で、上りと下り、どちらからでも利用可能。木々の中の空中散歩気分に浸れるので、地上とは違った景色を楽しむために乗るのもアリだ。シャトルバスと併用すれば、アルプの里までそれほど歩かず、座って移動できるので覚えておこう。

もちろん、高原の中をゆっくりと散策しながら進むのもいいだろう。ロープウェイ駅からアルプの里入口までは徒歩10分ほどなので、行きと帰りでルートを使い分けるのも上手な攻略法。また、雲の上のカフェの周辺にある足湯は、リラックスしながら山々を見下ろせる人気スポット。ロープウェイ駅のすぐ近くなので、時間を気にすることなくゆっくりと浸かることができるのもうれしい。

■【混雑情報】人気のボブスレー、待たずに乗るなら早朝来園が◎
湯沢高原パノラマパーク アルプの里で来園者が特に多いのは、ゴールデンウイーク(GW)、お盆休み、三連休。より静かにゆったりと園内を巡りたい人は、こうした時期を避けるといいだろう。

また、栗林さんに、より快適に楽しめる時間帯を聞いたところ「週末等の繁忙期は、ボブスレーが大変混雑しますので、朝一番、始発ロープウェイでお越しになるのをおすすめします」との回答が。人気のサマーボブスレーが目当ての人は、早朝の出発も検討してみてはいかがだろう。

■【基本情報・アクセス】
湯沢高原パノラマパーク アルプの里の営業期間は、毎年4月下旬から11月上旬まで。期間は毎年異なるので、公式サイトなどをチェックしよう。冬期はスキー場としての営業となる。

アクセス手段であるロープウェイの運行時間は、9時から16時40分まで。毎時00分、20分、40分の運行で、上りの最終乗車は16時となる。

料金は往復で大人(中学生)税込2200円、小学生以下1100円。予約サイト「アソビュー!」では、前日までの予約で大人税込1900円、小学生以下950円のウェブ前売りチケットが購入可能だ(当日購入した前売り券を当日使用は不可)。また、アルプの里への入場は無料だが、ジップラインアドベンチャー(税込3000円)やサマーボブスレー706(大人税込800円、子供税込500円)など、アトラクションは別途、利用料金が必要なものもある。

湯沢高原パノラマパーク アルプの里へ向かうロープウェイ山麓駅へのアクセスは、自動車なら関越自動車道湯沢ICから約3キロ。なお、自動車で高原エリアへ直接入場することはできない。ロープウェイ山麓駅の裏に1000台収容の無料駐車場があるので、ここに車を駐車してロープウェイに向かおう。公共交通機関なら、上越新幹線が停車するJR越後湯沢駅の西口から新潟方面に徒歩8分、左側に山麓駅がある。

■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・入園時は必ずマスクをご着用ください。
・間隔確保のため、ロープウェイは乗車定員50%で運行しています。
・ロープウェイの一部窓を開放し、換気を行っています。
・ロープウェイ・リフト搬器内の定期的な拭き取りと消毒を実施しています。
・レストランは座席を間引きして営業しています。
・施設のドアノブ・レストラン座席などの定期的な拭き取りと消毒を実施しています。
・園内では来園者同士の密集ができないように誘導を行っています。
・園内遊具およびアクティビティ機材の定期的な拭き取りと消毒を実施しています。
・園内各所に消毒液を設置しています。

取材・文=国分洋平

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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※2020年5月時点の情報です。