3つの店舗とシェアキッチン(シェアスペース)が同居する飲食店ビル「GINZA STEPS(ギンザ・ステップス)」が7月7日(火)、東京・銀座にオープン。同施設は、起業・独立する人たちにチャレンジする場所を提供したい、という思いから生まれた、新しいスタイルの飲食店だ。

世界的にもブランド都市である「銀座」という場所に出店する場合、通常であれば数千万円単位の大きな資金が必要になる。「GINZA STEPS」は、そういった多大な資金を用意することができずにチャレンジを断念する人や、資金を用意するために時間を費やして諦めてしまう人たちのために誕生した。各店舗の冷蔵庫、テーブルやイス、ワインセラー等の設備はあらかじめ用意されており、店舗利用者は什器さえ用意すればすぐに店舗を始めることができる。さらに、数百万円におよぶ契約時の初期費用も数十万円に抑えて出店することができるなど、将来を夢見て修行をしている人たちのチャレンジを後押しする場所となっている。

建物は、小さなカウンターのある4つの店舗がスキップしながら連続し、屋上のデッキスペースまでつながり合う、らせん状のワンルーム形式となっている。ひとつながりの空間の中で、店舗同士のやりとりが行われ、活気のある飲み屋横丁のような雰囲気を生み出すことが狙いだという。建物の正面は全面ガラス張りでスチールサッシのカーテンウォールとすることで、夜になると店舗の明かりが路地に漏れ出し行燈のような効果をもたらす。

「GINZA STEPS」の4つの店舗は、下階からSTEP1、STEP2、STEP3、STEP4と名付けられている。各店舗はカウンター4席+αというミニマムなつくりになっており、STEP1にはテラス席があったり、STEP4には屋上席があったりと、それぞれに特徴がある。

■こだわりの料理がリーズナブルに楽しめる
若き料理人たちのチャレンジの場である「GINZA STEPS」には、多種多様な店舗が集結。各店舗の魅力をチェックしてみよう。

■STEP2 「Ambar GINZA」

「Ambar GINZA」では、和食の出汁のエッセンスと、イタリア郷土料理をかけ合わせた本格的な料理を、日本各地のこだわりの器と共に楽しむことができる。お昼にサクッと極上パスタを、仕事帰りに癒やしの一杯を、家庭用にテイクアウトで、など、幅広いシーンで気軽に利用することができるのも魅力。

■STEP3 「SAIEN〜野菜の声が聴こえる信州カレー〜」

小さな子供からお年寄りまで、幅広い世代に愛されるカレーを通じて、信州の魅力を伝えたい。そんな思いから、土壌からこだわって育てた信州産の野菜や、日本三大七味唐辛子のひとつである「八幡屋礒五郎の七味ガラム・マサラ」を使用。信州の魅力がギュッと詰め込まれたこだわりのカレーが味わえる。

■STEP4 「Edofeel<江戸フィール>」

屋上席もあるSTEP4 「Edofeel<江戸フィール>」は、千葉県銚子市と埼玉県川越市のおいしいものを届けたい、という、出店者2人の思いから生まれた食事処兼アンテナショップ。2つの市の歴史と共に、地元の食材を使用した料理を堪能することができる。

■STEP1 「FOOD GEEEK GINZA」(シェアキッチンスペース)

一番下にあるSTEP1「FOOD GEEEK GINZA」は、銀座で気軽に自分のスペースを持つことができるシェアスペース。1カ月など期間限定でお店を出したい人、1日だけスナックを開いてみたい人など、出店を考えている人はもちろん、ミニパーティーや接待の会場として、気軽に利用することもできる。机やイスのほか、電子レンジ、フライパン、食器類、カトラリー等がそろっており、設備も充実。以下のルールを守れば、誰でも利用することができるので、気になる人はぜひチェックしてみて。

<ルール>
・持ち込み可
・上のお店に注文してもOK
・10名以内の利用
・利用料金:2.5万円/日
・利用可能時間:10:00〜23:00(完全撤収)

また、今回のシェアキッチンスペースは、株式会社アセェスが展開する「FOOD GEEEKs」プロジェクトの一環となっており、食を通じて夢を実現したい人にとっての登⻯門の場になることを目指している。第一弾の拠点を「GINZA STEPS」のSTEP1に置き、今後複数の拠点開発をしていく予定だ。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。