大塚国際美術館の見どころからグルメ・グッズまで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

■大塚国際美術館ってどんなところ?名画を再現した陶板名画美術館
大塚国際美術館は、徳島県鳴門市にある、西洋の名画1000余点を陶板(とうばん)で原寸大に再現展示した、世界でも珍しい陶板名画美術館。陶板名画とは、陶器の大きな板に、原画に忠実な色彩・大きさで作品を再現したもの。紙やキャンバス、土壁に比べ色が経年劣化せず、展示作品のサイズも原寸大で再現されているため、オリジナルかのごとき迫力や臨場感を味わえる。レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」、ピカソの「ゲルニカ」など、世界の名画を原寸大の大きさで鑑賞できる美術館の魅力を一気に紹介!

■【アクセス・料金】高速バスで関西圏からもアクセス良好!

電車の場合、JR鳴門駅から徳島バス鳴門公園行きで約15分、大塚国際美術館前バス停からすぐ。JR徳島駅からも徳島バス鳴門公園行きで52分ほど。

関西方面からは乗り換えなしで大塚国際美術館前下車の高速バスがあり、伊丹空港・大阪梅田・なんば発の海部観光バスや、JR京都駅発の阿波エクスプレス京都号などもあるので、運行路線および運行ダイヤ、乗降場所等の詳細は各公式サイトで確認を。車の場合は神戸淡路鳴門自動車道鳴門北ICより約3分。駐車場は美術館から500メートル離れたところにあり、シャトルバスで送迎。駐車場台数は約340台、駐車代は無料になっている。

入館料は一般3300円(前売3160円)、大学生2200円(前売2140円)、小中高生550円(前売530円)。公式サイトのほか、ローソンチケット、セブンチケットなどコンビニの端末機でも購入可能。旅行者のために、鳴門市や徳島市などのホテルでも前売券が購入できる。ホテルやバスツアーによっては、チケットがお得になるプランなどを不定期で行なっているところもあるので、旅行で行く際には、セット割やバスツアー情報などを確認してみよう。

■【攻略法】約4キロを観て回るので歩きやすい靴で出かけよう

館内は西洋美術をより深く、そして楽しく理解するため、環境展示、系統展示、テーマ展示という3つのユニークな展示方法をとっている。

地下3階から地上2階まで、常設展示スペースの鑑賞ルートは約4キロになるため、歩きやすい履物で行くのがおすすめだ。床にある茶色い矢印に沿って進むと、展示作品番号順に鑑賞可能。所要時間は、少なくとも2〜3時間、じっくり鑑賞するなら半日から丸一日かける人もいる。

館内の混雑状況を学芸部 広報担当の畑中真弓さんに聞くと「現在は比較的ゆったりとご鑑賞いただけますが、土・日・祝日はご入館時に少しお待ちいただく場合もあります。館内はたいへん広いため、ご鑑賞には多めにお時間を取ってお越しください」とのこと。館内にはレストランやカフェも充実しているので、たっぷり時間をとって鑑賞するのがおすすめだ。

■【見どころ1】画家の息づかいを感じるほどの距離で鑑賞を

大塚国際美術館の特徴のひとつが、作品に近づいてOK、優しくなら触れてもOK、というところ(2020年7月現在、新型コロナウイルス対策として作品に触れるのは禁止)。なので、画家の筆づかいを見るために、思いっきり近づいてみたり、逆に絵の全体をとらえるよう離れて鑑賞するのも自由。“モナ・リザって実はこんなサイズの絵だったの?”、“システィーナ礼拝堂はこんなに壮大なスケールだったのか!”といった、画集やネットでは伝わり切らない新たな感動体験を楽しめる。

地下3階は現地の壁画を空間ごと再現した「環境展示」や「古代〜中世」、地下2階は「ルネサンス〜バロック」、地下1階は「バロック〜近代」、1・2階は「現代・テーマ展示」と時代やテーマに沿って鑑賞できるので、それぞれの時代や作風の違いなども感じてみよう。

■【見どころ2】毎年夏〜秋開催の「アートコスプレフェス」がおもしろい!

5種類の名画のかきわり(顔出しパネル)から顔や手を出して楽しむことができる参加型イベント「かきわり祭りだョ!鳴門に集合 #アートコスプレ フェス2020」が、2020年7月21日(火)〜11月8日(日)まで開催される。

かきわりはムンクの「叫び」、ミレイの「オフィーリア」、ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」と「白貂を抱く貴婦人」の5作品。モナ・リザになった気分で優雅に微笑んでみたり、「叫び」よりもっとインパクトのある表情顔で記念撮影を楽しんで!

■【グルメ】アートの世界をグルメで堪能!

別館1階には庭園を眺められる「レストラン・ガーデン」があり、イベントのテーマに合わせたランチや、鯛、わかめといった徳島の地元食材を使ったメニューが人気。地下2階には「カフェ・ド・ジヴェルニー」があり、地下2階の屋外展示、モネの「大睡蓮」周辺の池を眺める、自然あふれるカフェとなっている。さらに地下3階には「カフェ フィンセント」があり、ゴッホの故郷オランダや、画家として過ごしたフランスをテーマに、ランチにピッタリなメニューをはじめ、鑑賞の合間にほっとひと息つけるデザートなどがそろっている。

「カフェ フィンセント」の店内には、ゴッホの名画「アルルのゴッホの部屋」をリアルに再現した撮影コーナーがあり、実際に部屋の中に入って、絵画に描かれたゴッホの世界を体験できる。

■【お土産】ユニークなグッズが目白押し

地下3階にはミュージアムショップがあり、オリジナルグッズ、アートグッズなどがズラリ。展示品と同じ素材で作られているオリジナルミニ陶板のクオリティの高さに、思わず家に飾りたくなること必至!

ほかにも、付箋やクリアファイル、ボールペンといった文房具やパスケース、財布、ハンカチなどの小物のほか、イベントとコラボした期間限定発売アイテムなどもあるので要チェック!

■【楽しみ方】施設担当者に聞く!大塚国際美術館の楽しみ方

「大塚国際美術館の展示1000余点は、すべて原寸大で再現しているため、実際の大きさと迫力を体感しながら鑑賞することができます。また、間近で鑑賞できるので、画家が使った筆の太さや絵の具のかすれなど細かい描写まで観察すると、新しい発見があるかもしれません。館内のレストランやカフェではアートにちなんだメニューも充実しており、観るだけでなく、食べて楽しむアートもお楽しみください」(学芸部 広報担当 畑中真弓さん)

■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・来館に際し、必ず公式サイトの「安心・安全のため お客様へのお願い」をご一読ください
・発熱(37.5度以上)、風邪の症状、倦怠感や息苦しさがある場合は入館をお断りしております。
・常時マスクの着用や入口でのサーモグラフィーによる体温チェック、こまめなアルコールによる手指消毒、手洗いにご協力ください。
・来館者同士できるだけ間隔をあけ、感染予防のため作品に触れないようにお願いいたします。
・来館者に新型コロナウイルス感染症の感染者が生じた場合の連絡のため、入館後、館内にて「お客様連絡先」の記入にご協力ください。
・前売りのオンラインチケットの場合、入館時に連絡先の記入は不要でスマートに入れるため、オンラインチケットをおすすめしています。

取材・文=石澤理香子

※写真は大塚国際美術館の展示作品を撮影したものです(画像提供:大塚国際美術館)

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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※2020年7月時点の情報です。