海響館の見どころからグルメ・お土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

■海響館ってどんなところ?自然な展示で生き物たちがもっと身近に!
山口県下関市のウォーターフロントにある、下関市立しものせき水族館「海響館」。下関らしい展示として世界有数の種類数を誇るフグの仲間の展示や、国内では珍しいイルカとアシカの共演ショー、国内最大級のペンギン展示施設では野生の生息環境を再現するなど、動物の本来持つ習性や行動が見られるような展示を行っている。2020年3月1日にオープン10周年を迎えたペンギン村、そして2021年4月に開館20周年を控える海響館の魅力を早速チェック!

■【見どころ1】世界有数の展示種類数!多種多様なフグの仲間が一挙に見られる
フグの仲間が常時100種以上と、その展示数は世界一と言われている海響館。実は、マンボウやカワハギもフグの仲間だって知ってた?体に毒を持つフグや、大きく膨らむフグ、硬いウロコで体を守るフグ、ミステリーサークルを作るフグなど、フグの仲間でも特徴はさまざま。フグの魅力に迫ってみよう!

■【見どころ2】国内最大級の展示!生き生きと暮らすペンギンの姿は見逃せない
「ペンギン村」は亜南極ゾーンと温帯ゾーンの2つの気候エリアに分かれていて、5種類約140羽のペンギンが展示されている。亜南極ゾーンにいるのはキングペンギン、ジェンツーペンギン、マカロニペンギン、イワトビペンギンの4種類。最大水深6メートル、水量約700トンの水槽には水中トンネルもあり、まるで空を飛ぶように泳ぐペンギンの姿を見ることができる。

温帯ゾーンは、フンボルトペンギン特別保護区とふれあい広場(ペンギンタッチなどのイベントは2020年8月現在中止)があり、敷き詰められた土と植物がある陸地、波があるプールなど、フンボルトペンギンの野生生息地を再現し、自然に近いペンギンの行動を観察できる。

また、「ペンギン学校」というペンギンについて遊びながら学べる学習エリアも充実しているので、この機会にペンギンについて詳しく学んでみよう。

■【見どころ3・イベント】イルカとアシカの共演ショーなど他にも見どころはいっぱい!
アクアシアターでは、イルカとアシカの共演ショーが見られるほか、ショー以外の時間では優雅に、リラックスして泳ぐ、かわいらしいイルカの姿を見ることができる(ショーは現在、観覧エリアを制限のうえ実施)。ほかにも、"バブルリング"を作るスナメリ(クジラの一種)や動きがなんともかわいらしいゴマフアザラシなど、たくさんの生き物たちが。

大迫力なのが「関門海峡潮流水槽」。下関を取り囲む「日本海」「関門海峡」「瀬戸内海」の3つの海を再現、早い潮の流れ、そして潮流に逆らいながら泳ぐ魚たちの姿などを見ることができる。

■【グルメ】イルカの見えるレストランでゆったりとした時間を
1階には「イルカの見えるレストラン」があり、窓の代わりに大きな水槽が。食事を楽しみながらイルカの泳ぐ姿を眺めることができる。そのため、水族館に遊びに来た人はもちろん、結婚式の二次会やパーティなどで利用する人も(※要事前相談)。

■【お土産】海響館オリジナルグッズはアイデアと水族館愛がたっぷり!
1階にあるミュージアムショップには海響館オリジナルのアイテムがあり、一番人気は海響館オリジナルプリントクッキー。お菓子などのほかにペンギングッズやフグのグッズ、下関ならではのフグ雑炊などを販売している。

■【混雑状況・回り方】混雑を避けるなら午前中or午後遅めに
混雑状況に関して水族館の魚類担当の玉井さんに聞くと、「時期によりますが、ゴールデンウィーク(GW)やお盆の時期、秋の遠足シーズン、連休などは多くのお客様がご来館されます。12時頃から15時頃までは特に混み合う時間ですので、ゆっくりと観覧されたい方は、昼から午後の早い時間は避けていただくことをおすすめします」とのこと。

おすすめの回り方も聞いてみた。
「スムーズにすべてを観覧していただくためのおすすめの回り方は、エントランスホールに入ったあと、まずはスロープエスカレーターで4階へ。4階は関門橋を借景に関門海峡を再現した水槽があり、順路に沿って3階に進むと海中トンネルから見るイワシの大群、下関らしく世界一の展示種類数を誇るフグの仲間の展示へとつながります。次にエスカレーターで2階へ。2階には、クラゲの水槽や人気のチンアナゴがいるサンゴ礁の水槽、大きな淡水魚『ピラルク』が展示されている熱帯雨林の水槽、海の哺乳類であるゴマフアザラシやスナメリなど、さまざまな生き物が展示されています」

「エントランスホールに戻ると次はペンギン村へ。ペンギン村は2つのゾーンに分かれているので、まずは階段を下りて亜南極ゾーンに進みます。4種類約70羽のペンギンを観察しながら世界最大級のペンギン水槽を堪能したあと、エスカレーターで2階へ上がるとフンボルトペンギンがいる温帯ゾーンへつながります。野生生息地を再現したエリアで生き生きと暮らすペンギンたちを見たあとは、アクアシアター(イルカプール)へ。1階へ進むと水中を泳ぐイルカの姿を見ることができ、その先にはミュージアムショップ、シロナガスクジラの全身骨格標本の展示、レストランがあり、出口となります」

「館内はいろいろなエリアにアクセスできる反面、迷ってしまって水槽を見落としてしまうかもしれないので、マップをしっかり確認して、すべての展示を漏れなく満喫してください。特にエレベーター利用の方などは注意を。スタッフにも気軽にお声がけください」

■【おすすめ】施設担当者に聞く!海響館の楽しみ方
「世界一の種類数を誇るフグの仲間の展示や国内でも珍しいイルカとアシカの共演ショー、国内最大級のペンギン展示施設『ペンギン村』、国内唯一のシロナガスクジラ全身骨格標本展示など、海響館でしか味わうことができない展示を堪能してください。また、通常期であればショーやエサやり解説、生き物に触るなど、たくさんのイベントを行っているので、事前にイベントの内容と時間をチェックしておくとプラスαの楽しみができると思います」(業務課の春名さん)

新型コロナウイルス対策のため、イベントは当面の間は中止、マスクの着用がない人(小学生未満・着用が困難な方は除く)、体温が37.5度以上の人は入館不可などの諸条件はあるが、下関ならではのオリジナリティあふれるフグの大集合、ペンギン好きにはたまらない大規模展示など、何度でも訪れたくなる海響館。公式サイトには幼稚園〜小学校高学年向けに、海響館にいる生き物をじっくりと観察するのに役に立つ「ワークシート」も用意されている。イベントは当面の間中止だが、展示は通常通り行われているので、この機会に水槽の中の生き物たちをのんびり眺めて癒やされてみよう。

■【アクセス】電車・車・船いずれもアクセス良好!
開館時間は通常9時30分〜17時30分(最終入館17時)、年中無休。入館料は高校生以上の大人2090円、小・中学生940円、3歳以上の幼児410円、3歳未満は無料(※すべて税込)。

アクセスは、JR下関駅より1〜4番乗り場のバスを利用して約7分、バス停・海響館前下車すぐ。車の場合は中国自動車道下関ICから約15分。また、門司港より関門連絡船で約5分、船着き場「下関・唐戸ターミナル」からすぐ。駐車場は海響館前に有料駐車場(みらいパーク)があり、395台収容。8時〜20時までは平日30分100円、土日祝30分200円(最大800円)。ほかにも、近隣には「あるかぽーと臨時駐車場」や市役所立体駐車場などがある。

■【新型コロナウイルス感染予防対策】
・マスクを着用していない場合は入館できません。
・入り口で体温を計測しています。37.5度以上の場合は入館できません。
・入り口で手指の消毒をしてください。
・イベントは休止しています。イルカとアシカの共演ショーのみ、観覧エリアを制限の上で実施しています。密集を避けるため中止になる場合があります。
・手を触れる展示物の利用を中止しています。
・キッズコーナーの利用を中止しています。
・コインロッカー以外の荷物の預かりはしません。
・ベビーカー、車椅子の貸し出しは中止しています。
・館内の定期的な消毒、換気の実施、ビニールカーテンの設置をしています。

※取材・文=石澤理香子

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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※この情報は2020年8月時点の情報です。