足立美術館の見どころからグルメ・お土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります)

■足立美術館ってどんなところ?近代日本画と日本庭園の融合に感動!
1970年、島根県安来市(やすぎし)出身の実業家・足立全康の収集品をもとに開館した美術館。日本画の巨匠・横山大観の作品をはじめ、竹内栖鳳、川合玉堂、上村松園、橋本関雪などの近代日本画をコレクション。その他にも北大路魯山人の陶芸、童画、木彫など多数所蔵し、総点数は2000点にのぼる。「日本画と日本庭園の調和」というコンセプトのもと、名作の数々を5万坪に及ぶ趣向を凝らした多様な日本庭園とともに鑑賞できるのも魅力だ。

■【見どころ1】17年連続日本一!世界が認める日本庭園
創設者である足立全康は「庭園もまた一幅の絵画である」という信念のもと、91歳で亡くなるまで庭造りに心血を注いだという。枯山水庭をはじめとした美しい日本庭園は四季折々の表情を見せ、借景となる自然の山々と調和した姿はまさに生きた日本画とも言える。

こうした足立美術館が誇る美しい庭園は、アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングで、初回の2003年から2019年まで17年連続1位に選ばれている。さらに、フランスの旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では、2009年から三つ星として掲載されている。

■【見どころ2・イベント】いつ訪れても新たな感動と驚きを与えてくれる
足立美術館では年に4回の特別展を開催。庭園の四季の変化とともにテーマに応じた作品を順次公開し、本館において常時60点前後の作品を展示する。横山大観の代表作のひとつとされる絢爛豪華な屏風「紅葉」は年に一度、秋季限定で特別公開される。

館内には、日々刻々と表情を変える庭園を絵画に見立てて鑑賞できる「生の額絵」や、「生の掛軸」といった楽しい仕掛けも。いつ訪れても飽きさせない工夫が施されているところも、人気の秘訣。

「季節ごとに足を運びたい」という方におすすめのお得な会員制度が「パートナーズカード会員」。入会すると、6000円で2年間、何回でも入館できる(通常は大人税込2300円)。また、同伴者(2名まで)も個人入館料の半額割引、館内施設の利用料金を10%割引など、お得な特典がいっぱい!即時発行できるので、年に2回以上来館する予定があれば是非ゲットしておきたい。

■【回り方】創設者の想いを胸に、日本庭園→日本画と順路を巡ろう
足立美術館には、建物を囲むように多様な趣の庭園が配されている。まず入口に入ると、広大な日本庭園がお出迎え。「四季の美に触れ、その感動をもって横山大観らの作品に接することで日本画の魅力を理解してほしい」という足立全康の想いから、館内はこの造りになっているという。

1階では、苔庭、枯山水庭、池庭、白砂青松庭と続く日本庭園をじっくりと鑑賞。庭園美を満喫した後は2階へと進み、展示室の日本画コレクションを楽しもう。季節ごとの特別展や、横山大観特別展示室では大観の作品を常時20点前後、堪能できる。その他、現代日本画を展示している新館、魯山人館、童画コーナーもあるので、時間が許せばすべてチェックしてみては(館内をすべて回った場合の所要時間は約1時間30分から2時間)。

■【グルメ情報】休憩と食事は、日本庭園を一望する喫茶室と茶室へ
館内の喫茶室「翆」では、「オリジナルブレンドコーヒー〜ADACHIブレンド〜」(税込1000円)をはじめとした各種ドリンクメニュー、「大観」では数量限定の特製ビーフシチュー(税込1600円)といった食事が用意されている。他にもスイーツメニューも用意されているので、歩き疲れたときや、お腹が空いたときの休憩にぴったり。どちらも窓越しに日本庭園を眺めながらほっと一息つける。

白砂青松庭の前にある茶室「寿楽庵」では、招福・延命に功ありとされる純金の茶釜で湧かしたお湯で、お抹茶を味わうことができる。多幅の「生の掛軸」を眺めながら、安らぎのひとときを過ごそう(見学料・抹茶料 / 税込1000円)。

■【ショッピング情報】自分へのお土産にも!使い勝手抜群のオリジナルグッズ
庭園の風景や近代日本画はグッズにもなっており、本館と新館の2つのミュージアムショップで購入できる。最近人気を集めているのが、名画を全体にプリントしたエコバッグ(税込1710円、全4種)。小さく収納できて使い勝手が良く、日々のお買い物にも便利。

もうひとつ、マスクが手放せなくなった今、じわじわと売れ行きを伸ばしているのがチケットファイル(税込360円、全6種)だ。コンサートチケットや航空券入れとして活用できるほか、予備のマスクケースや、食事の際のマスク管理に便利として好評だそう。

■【おすすめ】開館50周年を記念してオープンした「魯山人館」とは
「当館は2020年秋に、開館50周年を迎えます。これを記念し、同年4月1日には当館所蔵の北大路魯山人の作品だけを常時約120点展示する『魯山人館』がオープン。魯山人の芸術を心ゆくまで堪能できます」(足立美術館・広報担当)

稀代の料理人であり、陶芸家としても知られる北大路魯山人。書や篆刻にはじまり、陶芸、漆芸、絵画などのあらゆる分野で偉才を発揮し、食の空間を芸術の領域にまで高めるとともに、独自の美的世界を築き上げた。足立美術館では魯山人の作品を約400点所蔵しており、魯山人館にて順次公開。魯山人作品の魅力をじっくりと堪能できる。

■【アクセス】入館料と混雑状況を事前にチェック!
公共交通機関や周辺の宿泊施設を利用の場合は、無料シャトルバスが便利。JR安来駅から美術館まで1日17往復で運行している(片道約20分)。時刻表は同館のWEBサイトからチェックしよう。

車の場合は安来IC出口から山陰道を出て、約5キロ(約10分)で到着する。駐車場は無料で、台数は400台を用意。

入館料は、大人2300円、大学生1800円、高校生1000円、小中生500円(すべて税込)。この料金で日本庭園や本館、魯山人館、新館で開催中の展覧会などすべてを鑑賞できる。

担当者によると、平日は比較的ゆっくりと鑑賞することができるそう。週末(土日祝)はやや混雑するものの、昼食時間帯や閉館前は混雑が緩和する傾向にあるので、少し遅めに足を運ぶのが狙い目かもしれない。

日本各地から発着する国内旅行ツアーに、足立美術館が含まれているものも多数。出雲大社や鳥取砂丘など、周辺の名所と一緒に巡るプランも。ツアーの詳細は、美術館の公式サイト「旅行情報/ツアー情報」からチェック!

■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・入場ゲート付近でサーモグラフィ等による検温を実施しています。
・美術館入口ほかに除菌用アルコールを設置しています。手指消毒にご協力ください。また、マスクの着用やこまめな手洗いにご協力をお願いします。
・館内の手すり、窓枠、ドアノブなど手指が触れる機会が多い場所を中心に、定期的な消毒・清掃を実施しています。
・館内の窓、ドアを開放し、定期的な換気を実施しています。
・無料シャトルバスは、乗車人数を制限して運行しています。
・館内では、お客さま同士の距離を2メートル以上空けてご鑑賞いただくようお願いしています。
・感染防止のため、音声ガイドの貸出し、ギャラリートークなどを中止しています。
・お客さま対応を行う美術館スタッフがマスク・手袋などを着用しています。
・お客さまと近距離で対面する箇所に、飛沫感染防止用のアクリルパネル等を設置しています。
・キャッシュトレイによる金銭授受へのご理解、ご協力をお願いします。

<施設情報>
住所:島根県安来市古川町320
アクセス:【電車】JR安来駅より車で約15分(JR安来駅より無料シャトルバス運行あり)【車】山陰道安来ICより車で約10分
営業時間:4月〜9月 / 9時〜17時30分、10月〜3月 / 9時〜17時
定休日:なし※新館のみ、展示替えのため休館日あり
駐車場:400台(無料)
料金:入館料 大人2300円、大学生1800円、高校生1000円、小中生500円、障害者割引(要証明書提示)あり、青少年の優遇処置あり ※すべて税込

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年8月時点の情報です。