江崎グリコの「カフェオーレ」とes koyamaの小山進シェフが初の共同開発に挑んだ「カフェオーレ×es koyama」が9月28日(月)より期間限定で発売。9月24日(木)に行われた発表会にグリコの担当と小山進シェフが出席し、100回以上も試行錯誤した商品開発の裏側を語った。

■担当者の熱心さに感銘、小山シェフが初めて企業とコラボ

今回グリコと共同開発をしたのは、フランスで最も権威あるショコラ愛好会「C.C.C.」より、「世界のトップ・オブ・トップショコラティエ100」に選出されたes koyamaの小山進シェフ。

小山シェフは企業とのコラボに、もともと乗り気ではなかったそう。しかし、「思いの丈を見せられて、会社とではなく佐野さん(グリコ・乳業マーケティング部)にすべてを託した」と、グリコの担当の熱烈なアピールに感銘を受けたのだという。小山シェフは「なんちゃってコラボなら受けつけない」とし、新商品の開発はもちろん、パッケージ、プロモーションまですべて関わることを条件に今回のコラボが実現した。

そんな小山シェフも「カフェオーレ」は中学生の頃、愛飲していた馴染み深い飲み物。そういう思い出もあってか今回のコラボにあたり“大人はもちろん、子どもが背伸びをしてちょっといいものに出会う”ものを目指したのだという。

■小山シェフが開発にかけた想い「子どもの頃から育んでほしい」

カフェオーレの「特徴的な甘さを抑える」ことと「カフェオーレらしさ」をどう両立していくかが今回の鍵だったと振り返る開発担当者。小山シェフ監修のもとカカオを使い、商品開発を進めていったそう。

担当者は「実はもうそろそろ小山さんからOKをもらえるんじゃないかと内心思っていた時期がありました。でも『次はこうしよう』と、まだまだ味を追求する答えだったこともあります」と、小山シェフの妥協を許さない姿勢に驚いたと語った。

小山シェフは「今回4種類のカカオを使って何度でも飲みたい甘さ」を実現することに注力したのだと語り、「子どもが背伸びしてわかるような味」が大切だったと繰り返し語る。シェフ自身の子どもにも試飲してもらい完成した「カフェオーレ×es koyama」。

「それぞれのカカオで立体的な甘さを表現し、糖分による無駄な甘さはとらないようにしました。甘さを感じるのではなく、自分で探しにいく。そういう味の繊細さはすべての元となるので、子どもの頃から育んでほしい」と呼びかけた。

グリコとes koyamaの小山進シェフが初めてタッグを組んだ「カフェオーレ×es koyama」は、9月28日(月)より全国で158円(税別)で発売。

取材・文=さくらいけんたろう