日本三大奇祭のひとつであり、平成16年には文化庁より「記録作成等の措置をすべき無形の民族文化財」に認定された、1200年の歴史と伝統を持つ「越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭」が、3月7日(土)に新潟県南魚沼市の浦佐普光寺境内毘沙門堂にて開催される。

今から約1200年前、坂上田村磨がこの地に御堂を建て、守護仏の毘沙門天王を祀り、部下の将士や村長(むらおさ)、村人と共に国家安穏と戦捷を祈願。あわせて五穀豊穣・家内安全・身体健康を祈り、祝宴の中で歌い、踊って士気を鼓舞したことに起因するものといわれている。

かつて多くの信者が他の者より早く参拝しようと、もみ合い押し合うその熱さと、年頭にその年の除災招福を願う心から水行をして参前。これらのことが混じり合って次第に裸になる者が多くなり、全員裸で御本尊に額づくようになり、現在の押合い祭りに受け継がれているという。

上半身裸の男衆が「サンヨー、サンヨ!」の掛け声と共に押し合い、一段高い所に祀ってある毘沙門天を誰よりも早く、近くで参拝しようと押し合う様は圧倒だ。また、重さ約30kgの大ローソクを使用する事から「大ローソク祭り」ともいわれている。

一般の観光客でも押合参加可能(ただし男性のみ)で、さらし等は会場にて販売されている。令和初となる「越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭」に出かけて、男達が裸で押し合う熱い神事に参加しよう。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)