2月13日(木)から3月14日(土)まで、Honda青山ビル1階のパブリックスペース「Honda ウエルカムプラザ青山」にて開催される体験型イベント「ここちよさ展」。ここでは、自分が無意識のうちに感じている“潜在的なここちよさ”を五感で探ることができるという。気になるその内容を体験してみた。

「ここちよさ展」のテーマは「ここちよさって、なんだろう?」。各ブースに、多種多様な写真・音・香り・素材が用意されており、そこで音を聴いたり、素材に触れたりしながら、自分にとっての“ここちよいもの”を選択していく…という内容だ。

受付でシートを受け取ると、そこには「もっともここちよさを感じたもの」と「2番目にここちよさを感じたもの」を記入する欄が。例えば、天井から何十枚もの写真が吊されている視覚のブースでは、その中から“ここちよい写真”を選ぶことになっており、木枠で囲われた聴覚のブースでは、せせらぎや小鳥、波など、降り注ぐ複数の音から“ここちよい音”を選ぶことになっているのだ。

体験して興味深かったのは、普段から自分が好んでいるものが「もっともここちよさを感じるもの」になるのかと思えば、そうでもなかったこと。記者はリネンの服が好きなのに、触覚のコーナーで実際に10種類の布に触ってみると、1番は「スパンデックス」というツルツルの“ポリウレタン弾性繊維”になった、という具合だ。

他にも視覚のコーナーの写真では、入り口でチラッと見たときに「海辺のハンモック」や「海辺でヨガ」を選びそうだと思ったのだが、じっくり見て実際に選んだのは「ひのき風呂」と「温かい飲み物」の写真。そして、すべてを終えて総合的に診断してもらうと、記者のタイプは「HOME」という結果になった。「まったりと過ごすことにここちよさを感じる気分のようです」とのことだ。これらを体験してみると、自分が気付かなかった“潜在的に感じている気分”を新たに発見することができた。

イベントを企画したHondaは長年、商品・技術を開発するにあたり、数字では表せない“人間が持つ感性価値”を追究してきた。この研究から生まれた手法を今回の体験型展示にも一部取り入れているという。

Honda広報部の坂実沙子氏は「ここちよさ展は、自分で気付いていないニーズに気付けるのが面白いところ。正解はなく、それぞれの答えが出てくるので、人との違いを楽しんでいただけたら」とアピール。

イベント期間中、同会場内には“ここちよさ”をコンセプトに開発した新型「FIT」(2月14日発売)が展示されるが、同車のCMFデザイナー 落合愛弓氏も、「やってみると思ったものと違うものに惹かれて、意外性があって面白いですよ。現代はデジタル化が進んでいますが、“自分の感覚で選ぶ”ということで新たな発見があると思います」と笑顔を見せた。「ここちよさ展」は、大人も子供も、ファミリーもカップルも楽しめるイベントとなっている。(東京ウォーカー(全国版)・Raira)