毎日のように食べるものなのに「パン」という響きのなかに、ほんのりとしあわせを感じるから不思議。そしてお気に入りのお店、初めてのお店で、どれにしようか迷う時も、ついほほえんでしまう至福のひと時。春爛漫、心もポカポカになる「しあわせになれるパン屋さん」をご紹介。

白壁にアンティーク調の什器など、シンプルで温かみのある内装。パンを通して人や日常を‟つなぐ場所”になれば、との思いが込められた店内には、近隣の常連客が絶えず訪れ、奥の棚には予約のパンがずらりと並ぶ。地元の人の生活に溶け込んで愛されていることが伝わるベーカリーだ。

店主の藤本さんは「毎日食べるものだからおいしくて体によいものを」と、パン種にはレーズン、ホシノ丹沢、季節の素材から採った酵母(春はイチゴ)と3種の自家製天然酵母を使用。長時間かけて記事を育て、カスタードクリームなどのフィリングも自家製手間を惜しまずに、自身の手で一つ一つ大切に作るのを信条としている。

パンは、カンパーニュ5種(プレーン690円など)をはじめ、食事系から惣菜系、スイーツ系まで約40種そろい、細身でふんわりとした印象の藤本さんが作るパンはどれも力強くも優しい味わい。一人で作っているために大量には作れず、早々に完売する品が多数。特に毎日昼ごろに焼きあがる「食パン」(450円)は予約が確実。ほかにも、季節のタルトやデニッシュなどのスイーツ系が登場する毎週水曜日や、週末は混雑するので早い時間での来店か予約がおすすめ。(横浜ウォーカー・横浜ウォーカー編集部)