不規則な生活になりがちなステイホーム週間、質のいい睡眠をとってメリハリある毎日を過ごしたい!極上の睡眠法をプロが伝授するシリーズ第2回。睡眠プロ軍団のお2人に、わがまま放題のお悩み相談を敢行!睡眠劣等生のあなたも「あ〜よく寝たっ!」とスッキリ目覚めて、いつもとは違った朝を迎えよう。

■お悩み①悪夢にうなされずいい夢見たい!
昨晩見てしまった悪夢のせいで目覚めは最悪…。夢ってうまくコントロールできないの?

【プロの回答】夢はあくまで夢。気にしなくて大丈夫!
レム睡眠中は鮮明な夢を見ながら脳が記憶の整理をしたり、ストレスの解消をしていると言われています。だからいい夢も悪い夢も、過去に起こったことの記憶の集合体なので、感情を浄化しているのかもしれません。

そもそも夢の8割はネガティブな夢…と言われているぐらいなので、良い夢を見てる人の方が少数派。それに、夢を分析した研究者が、「夢に意味はない」と結論づけているんです。だから、あくまで夢、と開き直るのが一番なんじゃないかな。悪夢の結末を、妄想でハッピーエンドにしちゃうのもいいですね!あと、悪夢の原因がはっきりしている場合は、意識的にリラックス状態を作る自律訓練法が効果的。(快眠セラピスト 三橋美穂さん)

■お悩み②短時間の睡眠で満足したい!
自業自得だけど、また3時間睡眠に…。まだ週の半ばなのに疲れを翌朝に持ち越しそうで、明日の仕事が不安…!

【プロの回答】寝入りばながカギ。環境を整えて快適な睡眠を。
睡眠のメカニズムはレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しているんですが、寝始めの3時間が一番深い時間帯なんです。むやみに長く眠るよりも、快適な睡眠環境で深い眠りを3時間とった方が効果的なことも。例えば、電気つけっぱなし&音楽ガンガン鳴りっぱなしは厳禁。眠っていても脳に刺激が伝達されているので、眠りが浅くなりがちです。

おすすめなのは、自分なりの“入眠儀式”を作ること。ストレッチをする、パジャマを着る、アロマをたく…なんでもいいんです。大切なのは、眠る前のルーティンを体に習慣づけること。よく布団の中で本を読んだり、スマホを見たりしている人がいると思いますが、ベッドは作業場ではなく、眠る場所だと体に認識させることが重要。そうして深い睡眠をとったうえで、90分サイクルで回っているレム睡眠時に目覚めるようにするだけでも、だいぶ違うと思いますよ!(西川産業(株)スリープマスター 杉原 桃菜さん)

■お悩み③考え込みすぎて寝付けない!
目をつむると脳裏に浮かんでは消える悩みの数々。悩んでるうちに目がギンギンに冴えてきて…今日もまた眠れない!

【プロの回答】「4-7-8」の呼吸で体をゆるめてみましょう!
考え込んで脳が緊張した状態だと眠れないし、もし眠れても浅い眠りになりがち。力が抜けてゆるんだ先に眠りは訪れるので、「4-7-8呼吸法」で深呼吸してみましょう。4秒吸って、7秒止めて、8秒吐く。止める動作を間にはさむことで、反動で息を吐く時に体の力が抜けやすくなるんです。

これを多くても10回程度、自分のペースで繰り返してみてください。静かな音楽をかけるとベター。音楽に意識が向かうので、自然と考え事が頭から抜けて、快眠に導くBGMに切り替わるはず。あと、人間は難しいことから逃れるために寝ようとする習性があるので、難解な哲学書を読んでみるのも意外と効果的!(快眠セラピスト 三橋美穂さん)

お悩み相談はいかがだっただろうか。次回も、「あるある!」な睡眠のお悩みをプロが解決に導く!