寒さが本格的になり、各地で紅葉の色付きが進んでいる。鮮やかな木々を写真に収めてSNSにアップしたり、家族や友達に送ってその美しさを共有したり、思い出として残したいと思っている人も多いはず。そこで今回、インスタグラマーとして活躍しているなべカメラさんとkaoriさんに、紅葉写真を撮る際の注意点を聞いてみた。きれいに撮影するためのポイントを押さえて、自慢できる1枚にしよう!

なべカメラさん

カメラ歴8年目の週末カメラマン。風景写真や花の写真を撮ることが好き。

kaoriさん

平日は会社員、休日は旅人。旅先で出会った温かくてやさしい空間を写真に撮ることが好き。

■紅葉を撮影するうえで重要なポイントは?
【なべカメラさん】個人的には、撮影の時間帯が一番重要だと思います。特に朝早くに撮影するのがおすすめです。日中の光が強い時間帯に撮影すると、うまく紅葉の色が表現できなかったりします。早朝、まだ柔らかい太陽光の中で撮影すると、鮮やかな木々の色が強調されて雰囲気のある1枚に仕上がります。

【kaoriさん】紅葉の色がきれいに映るように光を意識することと、写真の中に余白を入れることを意識しています。葉っぱは線が細いので、余白がないと情報過多な写真になってしまうからです。画角目いっぱいに対象物を入れるのではなく、わざと“抜け”を作ってあげると、プロっぽい写真が撮れると思います。背景色(青空や、日陰になっているところの黒など)とのコントラストを楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

■紅葉を撮影するおすすめの構図は?
【なべカメラさん】雨が降った翌日は、落ち葉がたくさん落ちています。そんな時は、額縁構図(写真の中にさらに枠を作り、まるで額縁で囲んでいるかのような写真に仕上げる構図のこと)を使って撮影すると、上も下も紅葉に囲まれた奥行きのある写真に仕上がるので、おすすめです。

【kaoriさん】紅葉スポットは人が集まるので、ほかの人が写真に写ってしまいがちです。そんな時は、落ち葉や秋らしい食べ物を手に持って、人が写らないようにカモフラージュするのがおすすめです。

■紅葉と自分を一緒に撮影する際に気を付けることは?
【なべカメラさん】光の向きを意識して撮るのが重要だと思います。逆光だとうまく紅葉の色が出ないこともあります。そんな時は、順光もしくはサイド光になるように意識して撮るだけできれいに撮れます。

【kaoriさん】人に寄りすぎず、紅葉のある空間そのものの美しさを広角に撮影すると素敵だと思います。自分自身で撮影する場合は、手元や足元を撮るようにするのが簡単です。

■紅葉と自分を一緒に撮影する際の服装は?
【なべカメラさん】アースカラーの服装にすると、赤や黄色と同系色になるので統一感のある写真が撮れます。また、藍色あたりの色はオレンジの補色にあたるので、印象のある写真が撮れると思います。

【kaoriさん】京都や金沢などでは、着物×紅葉×街並みの相性がとても良いと思います。洋服を選ぶ際は、花柄やドット柄など目立つ柄物は避け、秋らしい落ち着いた色を選んでみてください。

■おすすめの紅葉スポットは?
【なべカメラさん】今まで一番行って良かったなと思う紅葉スポットは、河口湖付近です。富士山と紅葉が一緒に撮れる貴重なスポットで、なおかつ都心からもアクセスがしやすいというのがおすすめの点です。


【kaoriさん】京都の嵐山エリアがおすすめです。渡月橋の架かる桂川や常寂光寺など、自然だけでなく日本らしさも感じられ“美しい日本の秋”を満喫できるからです。