アナゴの習性を生かした水族館の展示が、ツイッター上で注目を集めています。塩ビ管を恵方巻きに見立てたアイデアについて、副館長に話を聞きました。

ツイッターで話題に

 今月14日、仙台うみの杜水族館のツイッターアカウントがこんなつぶやきを投稿しました。

 「2月3日は節分!ということでアナゴの恵方巻き(笑)水槽の登場です。今年の恵方は西南西。アナゴ(ウナギ)は代表的な具材のひとつなんですよ〜」

 添付された画像に写っているのは、恵方巻きに見立てた3本の塩ビ管からひょっこり顔を出したアナゴたち。

 塩ビ管の表面には、海苔のように黒いネットが張ってあって、管の中は発泡スチロールで米と具材が再現されています。

副館長に聞きました

 生きたアナゴが恵方巻きの具材として巻かれているように見えるこの投稿。

 「この発想はなかった」「特性を生かした見事な恵方巻」といったコメントが寄せられ、リツイートは7千、いいねは1万2千を超えています。

 「季節感のある展示について、スタッフ同士で話し合った中で出てきたアイデアです」と話すのは、副館長の和田淳太さんです。

 狭い場所を好み、穴などにもぐり込む習性があるため「穴子」と呼ばれるようになったともいわれるアナゴ。

 恵方巻きの具材としても人気があることから、普段から設置されている塩ビ管の見た目を恵方巻き風にアレンジしたそうです。

向きは西南西

 「見た目が変わることで警戒して入らなくなるのではないかと心配しましたが、閉館後に設置したら翌朝にはちゃんと入ってくれてホッとしました」と和田さん。

 塩ビ管の向きは、今年の恵方である西南西に向けていますが、来館者が見た時にちゃんと顔を向けていることの方が多いそうです。

 話題になったことを受けて、「アナゴの可愛らしい表情も要注目ですが、その習性についても観察してください」と話していました。