宮城県にある菓子店が販売している「どら焼き」が、ツイッター上で注目を集めています。普段のどら焼きに、猫の肉球の焼き印を押しただけという商品について取材しました。

蔵王町にある玉浦屋

 宮城県蔵王町にある和洋菓子屋「玉浦屋」。そのツイッターアカウントが今月11日、こんなつぶやきを投稿しました。

 「肉球どら焼きw いつものどら焼きに焼印おしただけですがw 15日の小さな販売会で販売予定です!!」

 添付された画像に写っているのはどら焼きで、猫の足跡のように5個の肉球が押印されています。

 この投稿に対して、「食べたいニャ」「これは買わずにはいられない」といったコメントが寄せられ、リツイートは1万6千、いいねは4万6千を超えています。

和菓子職人に聞きました

 「肉球どら焼きはイベント時に限定で販売していて、実は5年ほど前からある商品なんです」

 そう話すのは、ツイートした和菓子職人・布田善寛さんです。

 猫好きな茶道具屋のワークショップに合わせて、何か猫に関連した商品を作ろうと企画。肉球の焼き印は特注したわけではなく、ネット通販で購入したものだそうです。

 焼き印以外は通常のどら焼きと同じのため、価格は税込み200円に据え置き。評判となり、県内で開催される猫関連のイベントでも販売しています。

身近にある店にも目を向けて

 1個ずつ手作業で肉球を押しているこのどら焼き。猫が歩いている様子を再現するため、左右交互に押していますが、右から始まるものと左から始まるものがランダムになっているそうです。

 今月15日に仙台市内で販売するのに先立ってツイートしたところ話題に。

 「実は昨年もツイートしていたんですが、反応はイマイチでした。今回はいいねの単位が万を超えて、途中から怖くなってきました」と布田さん。

 話題になったことについては、こう話します。

 「注目されることはありがたいです。うちに限らず、いろんな菓子屋がひと手間かけた工夫をしています。これをきっかけに身近にあるお店にも目を向けていただけるとうれしいです」