野菜といえば「野菜室」というイメージですが、全ての野菜がそうとは限りません。中には冷蔵庫に入れない方がいい野菜もあるということをご存知でしょうか? 今回は、冷蔵庫に不向きな野菜と、知らないとちょっと怖い、ある虫との関係性についてご紹介したいと思います。

こんにちは。料理があまり得意ではありませんが、ジャガイモ、人参、玉ねぎは必ずストックしておき、一度も切らせたことがありませんankoです。

献立に迷ったときは大抵、その3つを鍋に入れて、すぐさまカレーに逃げられるようにしています。

さて、冒頭でも少し触れておりましたが、野菜の保存と聞くと冷蔵庫の野菜室を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。

しかしながら、野菜は種類によって産地もいろいろ。

最近の冷蔵庫は、細かい温度管理ができる優秀なものもあるようですが、温かい地方で育った野菜は、冷蔵庫に入れると温度が低すぎて劣化(低温障害)してしまうこともあり、意外と管理が難しいのです。

意外と知らない!? 冷蔵庫と野菜室との違い

普段何気なく使っている冷蔵庫ですが、例えば冷蔵室と野菜室の違いが何なのか、すぐに説明できるという方はあまりいらっしゃらないのではないかと思います。

冷蔵庫のメーカーによって多少の違いはあるかもしれませんが、一般的なもので冷蔵室は約3℃〜5℃(ドアポケットは6℃〜9℃)、一方で野菜室は3℃〜7℃と、冷蔵室よりは少し高めの設定となっています。

野菜室は温度も高めに設定されているため大丈夫と思いがちですが、例えばナスやピーマンなどの夏野菜などは、夏野菜というだけあって暑い時期によく育ちます。こうした環境下で育った野菜たちは、例え野菜室であったとしても低温障害を起こしてしまう可能性が高く、注意が必要なのです。

常温での保存が好ましいものについても、すぐに食べきれなかったり、量が多かったりして、冷蔵庫を活用する場合もあると思います。

ただしそうした場合には、キッチンペーパーで水気を拭きとるなどの一手間があったり、野菜の種類によってはその特質上、他の野菜とは一緒にしない方がよかったりする場合もあります。

ピーマンに関しては、リンゴなどでよく耳にするエチレンガスというものを出すので(野菜などの成熟を早めて傷みが早くなる)特に注意が必要です。

詳しい保存方法についてはこちらに載せています。

また、蒸し暑い夏場の時期や、カット野菜や使いかけの野菜等に関しては、日が経つにつれて切り口から劣化していくため、切り口が乾燥しないようにサランラップなどで包んで冷蔵室に入れておくのをオススメします。

玉ねぎの保存方法と意外な事実

冷蔵庫に入れない方がいい野菜の名前をいくつかあげましたが、我が家でも常にストックしてある玉ねぎ。

私の田舎でもそうなのですが、よく軒下などにぶら下げているのを見かけますよね。

こうした根菜類に関しては、常温での保存がよく聞かれますが、玉ねぎに関しても密閉すると傷みが早くなってしまうので、日の当たらない風通しのよいところで保存する方がいいそう。前述したように軒下に吊るされている理由がわかります。

けれども、吊るせるような場所がなかったり、環境的にも難しいという方も中にはいらっしゃるかと思います。

段ボールなどで保管してるお宅もありますが(実家の母がまさにそうです)そのままの状態で放置していると、実はある虫が寄ってきやすくなってしまうのです。

玉ねぎとある虫との関係

生活していると、誰しも一回ぐらいは見たことがあるのではないでしょうか?

そう、私も大の苦手なゴキブリ。実はこのゴキブリの大好物が「玉ねぎ」なんです。

ゴキブリ駆除のアイテムでホウ酸団子というものがあるのですが、実はこの玉ねぎがエサとして使われています。

ということは、その匂いにつられてゴキブリをおびき寄せてしまう可能性もある……ということなんです。

では、どう保存すればいいのか?

風通しのよい涼しい場所がない場合は、段ボールやカゴなどで保存するのもありです。

ただし気を付けなければならないのは、ギューギューに詰めないこと。玉ねぎ同士が重なり合って傷付かないように、できるだけ余裕のある状態で入れましょう。

また、玉ねぎは一つが傷んでしまうと他のものにも伝染してしまうことがあるので、こまめなチェックが必要です。

また玉ねぎは湿気を嫌うので、一つひとつ新聞紙に包んでおくと、新聞紙が湿気を吸収してくれます。

新聞紙に包んでおくことで、そのままむき出しで置いておくよりも虫が寄りつきにくくなります。

こちらは我が家の玉ねぎの様子です。

新聞紙に一つずつ包み、100均の文庫本バッグに入れています。

この方法だと、上から見たときにも中身が見えやすく、なおかつ密閉することもなく保存できます。

場所の確保が難しく、野菜室で保存する場合もあるかと思うのですが(実際我が家がこの状態で野菜室に入れています)玉ねぎにとっての最適な湿度は50〜70%。それに対して野菜室の湿度は90%ぐらいなので、玉ねぎにとっては少し高め。

そのため、常温保存より早く傷んでしまう可能性も高いです。

夏場や湿度の高い時期は、できる限り湿度の低い冷蔵室がオススメですが、なかなか場所の確保が難しい場合は、こまめに状態のチェックをしながらできるだけ早く使うようにします。

また使いやすい大きさに切ったあと、水気をしっかりきっておき、ジップロックなどの保存袋でそのまま冷凍しておくと料理の時短にもなります。(ただし、玉ねぎは水分が多いので、冷凍の場合も1ヶ月以内に使うようにした方がいいです)

まとめ

いくつか保存方法をご紹介しましたが、地域の気候やお宅の環境によっても保存状態は違ってきます。

少し補足すると、もし常温で保存する場合、ゴキブリは柑橘系の匂いを嫌うので、ミカンの皮などと一緒に置いておくなどしておけば、多少の効果があるかもしれません。

野菜の保存は調べれば調べるほど奥が深いです。私も適した方法を勉強していきたいと思います。