男性デュオ「DEUX」の故キム・ソンジェの元恋人として知られたA氏側が死亡原因となる動物麻酔剤が麻薬成分だと主張した。

12日にソウル中央地方裁判所の民事合議14部(部長判事キム・ビョンチョル)はキム・ソンジェの元恋人A氏が薬物分析専門家のB氏を相手に出した損害賠償訴訟の初弁論期日を進めた。

同日A氏側の法律代理人はキム・ソンジェの死亡原因として取り上げられている動物麻酔剤に対して「当時も麻薬として使用したという証拠があり、代用の可能性が判決文にも明記された」と明らかにした。

そして薬物分析専門家B氏の発言に対して「該当薬物が人に一度も使われたことがないように述べるのは悪質コメントの発言と差がある」と述べた。

しかし薬物分析専門家B氏側も反論した。B氏側は「該当薬物がキム氏の死亡当時麻薬類として使用されていていたのか立証してほしい。該当薬物が毒物ではないと主張しているかどうかも明らかにしてほしい」と反発した。

また「A氏側は精神的な苦痛を受けた点は残念に思う。しかしB氏の立場では学術的な立場を明らかにしたものであり、A氏を特定し名指ししたことはない。悪質コメントをしていた他の人による被害ではないのかと思う」と主張した。

一方、故キム・ソンジェは1995年11月20日にあるホテルで変死体で発見され衝撃を与えた。解剖当時彼の死因は動物麻酔剤のためだとされ、当時恋人だったA氏は殺人容疑で起訴されたが最高裁判所で無罪の判決を受けた。

またSBSの事件追跡番組「それが知りたい」側は故キム・ソンジェ事件を扱おうとして2度放送が実現しなかった。A氏が提起した放送禁止仮処分の申請が受け入れられたためだ。

裁判部は3月25日午後に2回目の弁論期日を行う。