歌手テヨン(少女時代)からIU(アイユー)、「赤頬思春期(BOL4)」まで、名に恥じない“音源強者”に数えられる強力な女性ソロアーティストが5月の第1週に相次いでカムバックし、新型コロナウイルスで沈滞していた歌謡界に活気を与えている。

5月の砲門を開いたテヨンが4日に発売したニューシングル「Happy」は発売当日MelOn、genie、bugs、ソリバダなど主要音源サイトのリアルタイムチャート1位となり、“信じて聴くテヨン”の底力を誇示した。8日昼にも「Happy」はMelOn6位、genie3位、Bugs3位、ソリバダ5位などにランクインし、最上位圏を維持した。

4か月ぶりに出した今回の新曲「Happy」はオールドスクールドゥーワップとR&Bを現代的なサウンドで再解釈したR&Bポップジャンルの曲である。当初予定されていた発売日より2か月余り遅れて発売されたが、軽快なメロディーと共に暖かく落ち着いたときめきを感じられる春の雰囲気に癒しを伝えている。

IUは「BTS(防弾少年団)」のSUAとタッグを組んで帰ってきた。6日に公開された新曲「eight」は発売と同時にMelOn、genie、Bugs、ソリバダなどでリアルタイム1位を獲得し、“音源強者”であることを再び証明した。「eight」は8日にもMelOn、genie、Bugs、ソリバダなどで3日目不動の1位を記録した。

デジタルシングルとして披露された今回の新曲「eight」はIUが先立って公開した「Twenty-three」「Palette」に続くもうひとつの年齢シリーズ曲でIUとSUGAが、作詞作曲、編曲に参加した。1993年生まれで同い年の2人が出会って注目を受け、今年韓国年齢で28歳を迎えた2人の共感が「eight」にそのまま盛り込まれた。

「eight」は新しい記録も樹立した。韓国国内最大音源サイトのMelOnチャートにて発売1時間で利用者数19万9327人を記録し、2017年2月のMelOnチャート再編以来、歴代最多進入利用者数新記録を打ち立てたのだ。それまでの最高記録は今月2月に発売され、12万3489人の利用者数を記録した「BTS」の「ON」だ。

「赤頬思春期(BOL4)」も加わった。ウ・ジユンの脱退後、アン・ジヨン1人体制に再編された「赤頬思春期」はBAEK HYUN(EXO)とコラボレーションした新しいミニアルバム「思春期集2花を見た蝶」の先行公開曲「蝶と猫」を7日に発表した。この曲は公開直後、MelOn、genie、Bugs、ソリバダなどで凄まじい上昇を描きリアルタイムチャート2位に上がった。8日12時時点ではMelOn、genie、Bugs、ソリバダでIUに続き2位を占めた。

初めて試み新たなスタイルのデュエット曲「蝶と猫」は独歩的音色の「赤頬思春期」とBAEKHYUNの声が調和して特有の切なさの中にも温かい感性を抱かせる。

このように音源強者に数えられる3歌手が相次いで出撃し、音源チャートの最上位圏に名を連ねた状況だ。テヨンのソロ曲と共に、IUと「BTS」、「赤頬思春期」と「EXO」という“歴代級”コラボのデュエット曲らがそれぞれ異なる魅力で春に合う感性を歌として再解釈して音楽ファンたちの熱烈な支持を引き出している。

先月のキム・ジヌガオンチャート首席研究委員のコラムでは新型コロナウイルスによって今年1月から3月まで音源ストリーミングの数値が前年同期比で減少し、これについて「新規音源の供給が減少し、音源市場が下落傾向を見せた」と分析された。しかし、テヨン、IUおよび「赤頬思春期」が相次いで出撃し、低迷していた歌謡界や音楽市場に新たな活力を吹き込んでいる。