天童市の創学館高(高橋健二校長)で13日、ハードディスク(HD)の開発や製造を手掛ける昭和電工HD山形(東根市、石川二朗社長)の出前授業が行われ、情報メディアコースの2年生43人がHDの製造工程やハードディスクドライブ(HDD)の構造を学ぶとともに、地元企業の高い技術力に触れた。

 産学連携事業として行い、同社開発部の五十嵐聡志さんが講師を務めた。同社は、パソコンや監視カメラなどに搭載されているHDDのうち、円盤状の記憶媒体であるHDを生産してHDDメーカーに供給している。

 生徒たちは講師の手ほどきを受け、教材用のHDDを慎重に分解し、磁気ヘッドによってHDに情報を書き込み、再生する仕組みを理解した。動画で製造工場でのHD生産ラインを見ながら、基板の上に記録層や潤滑層など幾つもの層を重ねて作られていることも学んだ。

 怡田(いだ)嶺哉さん(17)は「技術のすごさに驚き、将来の仕事としても興味を持った」と目を輝かせていた。