山形市中心部で進められてきた国道112号の4車線化工事「霞城改良」(旅篭町−城北町、1.3キロ)が完了し、22日、全面開通した。県内随一の渋滞ポイントが整備され、安全性向上や観光振興なども期待されている。

 国土交通省山形河川国道事務所が2002年度に事業に着手し、13年に部分開通している。これまでは2車線で車道や歩道を合わせた全幅は11メートルと狭く、交通量が多いため、朝夕を中心に慢性的な渋滞が発生していた。改良工事により全幅31メートルに広がり、無電柱化も進められて安全な道路空間への改善が図られた。

 当初、屋内での開通式典を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。午前6時に道路上のコーンが外され、全面開通となった。山形河川国道事務所の竹下正一所長は「事業化後、現場内で事故なく完成を迎えられた。イベントを含め、道路を地域の発展のために一層活用できるように努力していきたい」と話している。