JR東日本仙台支社は26日、陸羽東線で運行している快速列車「リゾートみのり」(仙台―新庄間)が、6月末で引退すると発表した。「ありがとう『リゾートみのり』キャンペーン」を来月スタートさせる。

 リゾートみのりは、国鉄時代のキハ48形気動車を改造した3両編成。展望スペースやイベント空間を設け2008年10月、仙台・宮城デスティネーションキャンペーンに合わせてデビューした。紅葉をイメージした深緋(こきひ)色が特徴で「実り多い旅に」との願いが込められた。週末を中心に運行し仙台や首都圏からの旅行客のほかインバウンド(海外からの旅行)客の利用も多く、19年7月に乗客20万人を達成した。車両の運用開始から40年を経過したため運行を取りやめる。

 4月以降は土日祝日に1日1往復し、6月は毎週金曜も運行する。最終日は同28日。仙台―新庄間を3時間前後で結び、全席指定で片道2510円。4月29日から記念ロゴのラッピング車両運行と記念シールの配布を始める。仙台、鳴子温泉、新庄3駅のスタンプを重ね押して絵を作るスタンプラリーも同日からスタートし、完成後に応募すると座席ヘッドカバーなどが抽選で当たる。またパネル展(6月5〜28日)やポスターなどに使用する写真を4月20日〜5月18日に募集する。仙台駅発着の日帰り旅行商品も販売する。

 最終日の運行後は、専用臨時列車「フィナーレ号」として仙台―小牛田間の回送列車に乗車できる。仙台駅午後7時発で所要1時間半、1人3900円。乗車券は4月9日から、びゅうトラベルサービスのホームページなどウェブ限定で販売する。