ソフトウエア開発などを手がけるマイ・コンピュータ・ソフト(米沢市、佐藤哲郎社長)は、CGキャラクターの「バーチャルユーチューバー(Vチューバー)」を活用した情報発信事業を始めた。キャラクターの名前は「米沢マイ」。第1弾として就職活動中の若い世代に向けた会社紹介動画を動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信している。

 Vチューバーは、CGのキャラクターを使ったユーチューブの動画配信者。配信者個人の顔を出さずに動画を投稿できるのが特徴で、企業や自治体にも情報発信ツールとして活用が広がり始めている。

 同社では、自分たちの技術を生かしながら他社との差別化を図ろうと、Vチューバーの活用を計画。以前作っていた会社のキャラクターの米沢マイを3Dアニメ化した。キャラクターは専用のソフトで動かし、社員が声を吹き込む。顔を出しては言いにくい内容も、キャラクターになら言わせやすいという。動画の内容は、キャラクターのイメージに合わせ、堅くならないように心がけた。

 求人分野でのVチューバーの活用は、若者への発信力の高さに加え、新型コロナウイルスの影響で対面が難しい現状にも合っていると佐藤社長(46)は分析する。今後は、観光地や商品の紹介など、さまざまな分野に使うことを想定している。佐藤社長は「自分たちが気付かない活用方法もたくさんある。さまざまな方面とコラボができれば」と話している。