「カカトの外側が少し減る」が正解!

どんなシューズを履いても、いつも同じ場所にタコができる、マメができやすい、ツメが黒くなることがあるという人は、シューズが足に合っていないだけではなく、歩き方に問題がある可能性大です。

正しく歩くことができているか否かを把握する指針となるのが、ソール(靴底)の減り具合です。普段履いているシューズのソールをチェックしてみてください。どこかが極端にすり減っているようなら、歩き方に問題あり!放置すれば、腰痛や膝痛に悩まされるかもしれませんよ。

正しく歩くためのポイントは二つ。背すじを伸ばし、脚を股関節から大きく動かすことを意識することです。この二つのポイントを押さえて歩くだけで、下記の理想の状態に近づけられるはずです。また、スクワットのような下半身の筋肉を総合的に鍛えられる筋トレは歩き方の改善に効果的です。

理想の状態
カカトの外側が少し減る

重心移動がスムースにできている状態です。ヒザや腰などにかかる負担の少ない、効率的な歩き方ができている証拠です。

問題ありのソールの状態をチェックしよう

外側が大きく減る外側が大きく減っている人は、重心が外側にかかってしまう傾向が強いようです。O脚傾向にあり、脚運びが不安定になっていることが考えられます。

内側が大きく減るX脚傾向にあり、着地をした時、足が内側へ倒れ込む傾向が強いようです。ミッドソールの内側に補強材が配置されているようなシューズを選ぶと倒れ込みが緩和されます。

外側後方と内側前方が減る外側の後方と内側の前方にすり減りが見られる場合も、足の内側への倒れ込みが強いことが考えられます。脚の筋力不足を解消することも必要です。

指周辺が減るうまく股関節から脚を振り出すことができていない証拠です。また、猫背になっていて、つま先に荷重がかかりすぎているようです。

出典:『長生きする歩きかた、早死にする歩きかた』
監修:園原健弘(株式会社ラバ・チューブ代表/ウォーキング・ランニング指導者)
ライター:楠田圭子 イラスト : 田中 斉