脚を後ろに伸ばす動作「伸展」をチェック

トレーニングをしていると、股関節を意識することが多くなりませんか?股関節は6種類の動きができ、骨盤や体幹部と密接な関係があり、血液やリンパ、神経系も集中している関節です。

動かしていないように見えても、体重をのせたりしていて、たいてい何かしらの動きが加わっている股関節。硬い、と感じている人も多いのではないでしょうか。座っている時間の長い現代人にとって、ウィークポイントとも言える部分です。

その股関節の動きの一つが「伸展」と言われる、脚を後ろに伸ばす動作。走るのも飛ぶのも、この伸展の力によるものです。

まずは現状をチェック!

うつ伏せになり、片脚ずつヒザを伸ばした状態で、脚を天井に向けるような感覚で持ち上げます。股関節の伸び具合を見るために、脚をお腹側に引き上げる筋肉の柔軟性をチェックします。

左右の脚の上がり方を比べ、より上がらないほうが腸腰筋(体幹を安定させる深層筋)が硬いということになります。

股関節の伸展を調整するエクササイズ

体表面からは触れられない股関節。重心をうまく使って調整しましょう。

1.両手両ヒザを床に着く姿勢から、片脚を手と手の間に運び、片ヒザは床に着き、片ヒザは立てた状態になる。両手は前のヒザに起き、背骨を伸ばす。
2.硬いほうの股関節の腸腰筋を伸ばすために、片ヒザを立てた状態から股関節を意識し、ゆっくり床のほうへ重心を落とす。左右ともに行う。

ヒザが前に出ると同時に腸腰筋が伸び、左右差が取れてきます。ぜひ、自分の体で確認してみてくださいね。

ライター:幸雅子
出典:『Yogini』vol.32 /「ヨガのための股関節矯正」
監修:内田かつのり/1995年より、アメリカの栄養学、分子矯正医学を学ぶ。以後、酵素栄養学、漢方、整体等、さまざま代替医療を実践し鍼灸師に転向。アヌサラヨガなど複数のTT終了。リラヨガ、ヨガジェネレーションなど各地でヨガ解剖学集中講座やTTを行う。