心は揺れ動くもの

日々を過ごしていると、さまざまな出来事に遭遇します。楽しいこともあれば、そうでないこともあるでしょう、そのたびに私達の心は揺れ動いていきます。それは当たり前のことで、気分の浮き沈みを完全になくそうとする必要はありません。ただ、その上がり下がりに振り回されてしまうようだったら、何か対処する必要があるでしょう。自分自身が疲れ切ってしまい、さらには周りの人によくない影響を与えてしまうこともあるからです。

自分自身を俯瞰しよう

心の動きに振り回されてしまう時、周りが見えなくなっていることはありませんか?目の前の問題だけが自分のすべてのような気がしてきたり、感情に支配されて後先が考えられずに勢いで言葉を発してしまったり、とにかく視野が狭くなっていることが多くあるはずです。

例えば、電車の中などで見ず知らずの人が、イライラしている態度を取っているのを見かけたとしましょう。その時、あなたはとても冷静にその人を見ることができるはずです。あの人はイライラしているようだ、何に対してイライラしているのだろう、どうしたらそのイライラはなくなるだろう…。このように対処の方法まで落ち着いて考えることができるでしょう。それを自分に対しても同じようにやってみればいいのです。つまり、冷静に自分自身を俯瞰してみるということです。

客観的に自分を見る練習をしよう

冷静になるためには、まず自分の感情に気づくことが大切です。イライラが込み上げてきた、焦っている、悲しいと感じているなど、今の自分がどんな状況なのかを、時折感じてみる習慣をつけてみましょう。心の中で感じるのもいいですし、もしもやりにくければ声に出してみるのもいいですね。感情が動いた時に、瞬時に冷静になるのは初めはなかなか難しいもの。日常の中で練習を繰り返してみることや、後で振り返って自分の状態を理解する習慣をつけるといいでしょう。

もう一つオススメなのは、感情に振り回されそうになったと気づいたら、呼吸に意識を向けること。深呼吸してみたり、5呼吸ほどカウントしたりするのが簡単です。感情から少し自分を遠ざけて、少しずつ冷静になることができますよ。

自分を客観的に見て冷静に分析することで、心の浮き沈みに振り回されることも少なくなってくるでしょう。意識して取り入れてみてくださいね。

ライター:櫻井麻美
大学在学中に世界一周をし、卒業後は日本各地に住み込みで働きながら生活を送る。既存の価値観の中で生き方を考えることに違和感を覚え、自分はどうやって生きるのか?何をして生きるのか?について探求している。「生きること」をテーマにさまざまな角度から発信している。