26日の東京株式市場はほぼ全面安の展開となり、日経平均株価(225種)は一時、前日終値比で900円超下落して1万9000円を割った。午後1時現在、前日終値比653円01銭安の1万8893円62銭で取引されている。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都が週末の不要不急の外出を控えるよう要請したことで、投資家心理が悪化している。売り上げ減少などの影響を受ける可能性がある小売りやサービスなどの業種で値下がりが目立っている。

 日経平均はこの3日間で3000円近く値上がりしたことから、利益をいったん確定する動きが出ている。

 前日に丸紅が2020年3月期連結決算で赤字転落する見通しを発表するなど、新型肺炎の悪影響が企業の業績に表れ始めたことも重しとなっている。

 ただ、市場では「急速な株価上昇への警戒感はあるものの、各国が経済対策に力を入れており、株価の急落にはつながらない」(大手証券)との見方もある。