三井物産は27日、2020年3月期連結決算(国際会計基準)で、最終利益に500億〜700億円程度の損失が発生する可能性があると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大や原油価格の急落で、石油・ガス開発事業の固定資産に損失が発生する見込みだ。

 三井物産は2月時点で、20年3月期の最終利益は4500億円を見込んでいた。原油価格の急落で、米国のシェールガス事業やイタリアの油田事業などの資産で損失が発生する恐れがあるという。保有する株式についても、株価下落による評価損を計上する可能性がある。

 大手商社では、丸紅が20年3月期連結決算の最終利益が1900億円の赤字になるとの見通しを発表した。