愛知県安城市の特産、手延べそうめんの製造が最盛期を迎えている。

 「みや子製麺」では未明から従業員らが総出となり、2本の竹の棒を操っては生地を巧みに延ばしていた。麺は約1ミリの細さになるといい、絹糸のように揺れていた。

 延ばした麺はいったん乾燥させ、湿った風で「半もどし」にする。江戸時代からの製法で、独特の強いこしが生まれるという。

 早川千代子社長(63)は「朝の気温と湿度で塩分と水の量を調節している。いつも変わらないおいしい麺を作りたい」と話す。予約注文の出足は好調だという。作業は9月初めまで続く。