【ニューヨーク=小林泰明】米連邦航空局(FAA)は29日、2度の墜落事故で運航を停止している米航空機大手ボーイングの新型旅客機「737MAX」について、運航再開に向けた試験飛行を始めたと発表した。事故原因とされる自動飛行制御システムなどが適切に改良されているかを評価する。

 FAAは声明で、試験飛行について「重要な節目ではあるが、多くの重要な課題が残されている。必要な時間をかけて徹底的に調査する」と述べた。ロイター通信によると、試験飛行の終了後もほかの評価作業が残されており、9月までに運航再開を承認する可能性は低いという。

 737MAXの墜落事故は2018年10月にインドネシアで、19年3月にエチオピアで発生した。同3月以降、世界各地で運航が停止された。