酒に酔った状態で車を運転したとして、福岡県警早良署が2月、同県弁護士会所属の中山栄治弁護士(60)を道交法違反(酒酔い運転)容疑で福岡区検に書類送検していたことが捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者などによると、中山弁護士は昨年12月、福岡市早良区内で酒に酔った状態で車を運転した疑い。容疑を認めているという。

 中山弁護士はこの日、ゴルフ場で飲酒し、知人が運転する車で帰宅。その後、自ら車を運転して外出し、物損事故を起こしたが、現場から立ち去り帰宅したという。その後の捜査で中山弁護士が特定され、飲酒検知で基準値を大幅に上回るアルコール分が検出された。

 中山弁護士は読売新聞の取材に「運転したことや事故を起こしたことは覚えていないが、自分が運転したことは明らか。反省している」と話した。中山弁護士は同県弁護士会副会長などを歴任。同署は任意捜査だった理由について「逃走や、罪証隠滅の恐れがないと判断したため」としている。