東京都は27日、都内で新たに40人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染者数は3日連続で40人以上となり、都内で見つかったのは計約300人に達した。また、この日、国内で新たに確認された感染者数は計124人となった。1日当たりの感染者数が100人を超えるのは初めて。

 都によると、この日陽性が判明した40人のうち、院内感染の疑いが生じている永寿総合病院(台東区)の関係者が15人を占めたほか、感染経路がわかっていない人も18人に上るという。

 都内で見つかった感染者は、今月14日に初めて10人を突破。25日に41人と急増し、26日は47人になった。

 小池百合子知事は27日の定例記者会見で、改正新型インフルエンザ対策特別措置法の緊急事態宣言が出されるかどうかについて、「ぎりぎりのところだ。海外でみられる医療崩壊が起きないうちに準備を進めたい」と語った。

 また、都民に要請した週末の人混みへの「不要不急」の外出自粛について、〈1〉食料品や医薬品など生活必需品を購入するためにスーパーや薬局に行くこと〈2〉通院など――は該当せず、制限することはないと強調。一方で、花見は不要不急に当たるとして「(桜は)来年も咲くのでそれを楽しみにしていただきたい」と述べた。

 小池知事は、一部のスーパーなどで買い占めが起きている状況にも触れ、「食品などを過剰に購入せず、冷静な行動をお願いしたい」と呼びかけた。

 一方、大阪府の吉村洋文知事は27日、緊急記者会見を開き、28〜29日の2日間は不要不急の外出を控えるよう府民に要請した。27日に判明した感染者数が1日当たりで最多の20人に上ったことを受けた措置。