医療用人工知能(AI)開発会社「エルピクセル」(東京)の元幹部が約29億円を着服したとして逮捕された事件で、警視庁は30日、他に約4億円を着服したとして同社元役員志村宏明被告(45)(業務上横領罪で起訴)を業務上横領容疑で再逮捕したと発表した。着服総額は計約33億5000万円に上り、うち1億円弱は住宅ローンの返済やクレジットカードの支払いなどに充てていたという。

 警視庁幹部によると、志村被告は2017年4月〜11月、会社口座から百数十回にわたって計約4億1000万円を自分の口座に入金し、着服した疑い。再逮捕は29日。「会社の資金運用の一環としてFX取引(外国為替証拠金取引)をした」と供述している。