消毒用アルコールを購入額の約2倍の価格で転売したとして、愛知県警は1日、名古屋市中村区の無職女(36)を国民生活安定緊急措置法違反容疑で名古屋地検に書類送検した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う消毒液の違法転売の摘発は全国初。

 発表によると、女は6月2日、自宅近くのドラッグストアで1966円で購入した消毒液(30ミリ・リットル入り)6本を、フリーマーケットアプリを介して県内の男性に4000円で転売した疑い。「生活費を稼ぐためだった」と容疑を認めている。

 女は購入時、店頭で「施設で働いていて大量に必要」と伝えていたという。県警は、女がこのほかにも消毒液の転売を繰り返し、約1万円の利益を得ていたとみて調べている。