JR山手線原宿駅(東京都渋谷区)の新駅舎が21日、開業した。隣にある旧駅舎は都内で現存する木造駅舎としては最も古く、東京五輪・パラリンピック後に解体される。

 新駅舎は2階建て。五輪・パラ会場の国立代々木競技場に近く、期間中の混雑が予想される。このため、コンコース(大通路)を従来の約3倍に拡大し、1本だったホームは2本に増やした。出入り口も表参道側と明治神宮側の2か所に設けた。2階にはカフェが入り、ガラス張りの窓から原宿の町並みを楽しめる。

 旧駅舎の解体後は、外観を再現した商業施設などを同じ場所に建てる計画だ。新駅舎を見に訪れた原宿商店会会長の石沢忠邦さん(77)は「古い駅舎の風景も大事にしつつ、新しい駅でたくさんの人が原宿の街を訪れてほしい」と話していた。