将棋の里見香奈女流名人(27)が11日、岡山県真庭市で行われた第46期岡田美術館杯女流名人戦(報知新聞社主催)五番勝負第3局で、谷口由紀女流三段(26)に94手で勝ち、3連勝でタイトルを防衛した。里見女流名人は2010年から同棋戦11連覇を達成し、女流タイトル戦の最多連覇記録を更新した。

 これまでは元女流棋士の林葉直子さん(52)が1982〜91年に女流王将戦で記録した10連覇が最多。里見女流名人は昨年この記録に並んでいた。

 この日の対局は相振り飛車の戦型となり、里見女流名人は谷口女流三段の攻めを冷静にかわして徐々にリードを広げた。終局後、里見女流名人は「(最多連覇の)結果が残せたことは光栄。これからも目の前の対局に集中できるよう日々精進していきたい」と話した。今回の防衛で清麗・女流王位・倉敷藤花と合わせた女流四冠を堅持した。