【北京=竹内誠一郎】中国政府は15日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が集中する湖北省武漢市で、現地入りしていない内外記者の質問に答えるテレビ記者会見を初めて開いた。中央宣伝部門の国務院新聞弁公室幹部が司会を務め、現地のてこ入れに乗り出した中央政府の姿勢を強く印象づけた。

 記者会見では、湖北省の指導部に送り込まれた国家衛生健康委員会の 王賀勝 ワンフォーション 副主任らが、省内の医療態勢や隔離対策などを紹介し、全国各地から派遣された医療チームは2万5000人を超えたと明らかにした。

 省政府は新型肺炎への初動を問題視されており、 習近平 シージンピン 政権は13日、湖北省と武漢市の両トップの更迭を発表していた。