金正恩氏が白馬で白頭山訪問 「米国が強要した苦痛に人民憤怒」

金正恩氏が白馬で白頭山訪問 「米国が強要した苦痛に人民憤怒」

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が白馬に乗って中朝境界にある朝鮮半島最高峰の白頭山に登ったと報じた。金委員長が同山の麓に位置する両江道三池淵郡の建設現場を視察したことも伝えた。

 白頭山と三池淵郡は金委員長が過去に政治・外交面で大きなヤマ場を迎えるたびに訪れていた場所で、この先、米国との非核化交渉など国政運営に関して金委員長が重大な決断を下すかどうかが注目される。

 同通信は金委員長の白頭山訪問を「われわれの革命史において振幅が大きい意義を持つ事変」と伝えた。

 金委員長は三池淵郡で人民病院と歯科専門病院の建設現場、飲料工場などを訪れ、仕上げ作業中の第2段階工事を視察。金委員長は「国の状況は敵対勢力たちの執拗な制裁と圧殺策動で依然として厳しく、われわれの前には難関も試練も多い」としながら、「米国を親玉とする反共和国敵対勢力がわが人民に強要してきた苦痛はもはや苦痛ではなく、それがそのままわが人民の憤怒に変わった」と述べた。

 その上で、「われわれは誰の助けを望んでも、どんな誘惑に耳を傾けてもならない。ひとえに自力富強、自力繁栄の道を変わらない発展の針路と定め、引き続き自力更生の旗印を一段と高く掲げていくべきだ」と訴えた。

 白頭山と三池淵郡は北朝鮮が「抗日革命活動の聖地」と宣伝している場所で、今回の訪問は政治的な象徴性を持つ。

 2018年初めから本格的に韓国との対話に乗り出した金委員長は、その直前の17年12月に白頭山に登った。また、父親の故金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去から3年の喪が明ける直前の14年11月、叔父の張成沢(チャン・ソンテク)氏を処刑する直前の13年2月にも白頭山で国政運営について構想を練った。

 三池淵郡には今年2月のベトナム・ハノイでの米朝首脳会談が決裂した後の4月に訪問している。18年には3回訪れた。

 今回の訪問は、非核化を巡る今月上旬の米朝実務協議が物別れに終わった直後だったことから、米国との交渉を急ぐよりも内部の結束を固め、自力更生によって厳しい経済状況を打開するという意思の表れと見る向きもある。


関連記事

聯合ニュースの他の記事もみる

あわせて読む

主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

国際・科学 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

国際・科学 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る 動画一覧を見る

記事検索

トップへ戻る