【ソウル聯合ニュース】韓国独自開発の加圧水型軽水炉「APR1400」を初採用した新古里原発3、4号機(蔚山市)の建設事業が、着工から12年余りを経て最終的に完了した。

 韓国産業通商資源部は6日に蔚山の現地で3、4号機の総合完工式を開催し、同部の成允模(ソン・ユンモ)長官をはじめ約1500人が出席した。

 出力140万キロワット級の2基を備えた新古里原発3、4号機は2001年に建設基本計画が確定し、07年9月に着工。16年に3号機、今年8月末に4号機が完工した。韓国の現代建設や斗山重工業、SK建設などが施工を担い、総事業費は7兆5000億ウォン(約6860億円)に達した。

 APR1400は1992年から10年かけて開発した韓国型原発モデル。国内では新古里原発3、4号機に初めて採用され、09年にはアラブ首長国連邦(UAE)に輸出された。

 成氏は完工式で「新古里3、4号機には、92年に技術の自立を目標に始まった新型軽水炉(APR1400)開発の歴史が込められている」と述べた。一方で、日本の福島第1原発事故や蔚山にも近い南東部での地震発生による原発の安全性懸念に言及し、安全かつ透明な運営を求めた。

 政府関係者は、17年初めに3号機の完工式を開催しようとしたが、当時の朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾を巡る政局などが影響して行えず、4号機の完成後に総合完工式を開くことになったと説明した。