【ソウル聯合ニュース】米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表が15日午後、3日間の日程で韓国を訪問する。ビーガン氏は南北軍事境界線がある板門店での北朝鮮側との接触を模索しているとされるが、北朝鮮が相次いで大陸間弾道ミサイル(ICBM)関連とみられる「重大な実験」を実施するなど米国への挑発を繰り返しており、接触は難しいとの見方も多い。

 ビーガン氏は16日にソウルの外交部で李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長と会談し、北朝鮮が7日と13日に「重大な実験」を実施したとする北西部・東倉里の西海衛星発射場の関連動向を共有し、北朝鮮を再び対話の場に戻す方策を議論する。

 両氏は会談後に記者会見を開き、挑発を自制し、非核化交渉に復帰するよう求める北朝鮮へのメッセージを発表する見込みだ。北朝鮮が最後まで挑発を続ける場合、追加制裁に乗り出すこともあると警告する可能性もある。

 ビーガン氏は、海外出張中の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官に代わり趙世暎(チョ・セヨン)同部第1次官とも会談する。ビーガン氏は国務副長官に指名されており、就任すれば韓国側カウンターパートは趙氏になる。そのほか金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官との懇談会に出席し、青瓦台関係者や朝鮮半島専門家らと意見を交換する。

 同氏は訪韓後、日本を訪問し外務省の滝崎成樹アジア大洋州局長らと会談する予定とされる。